当館に収蔵されている資料はシベリア抑留や引き揚げに関する資料です。その多くはシベリアの地で労苦をともにしたものです。極寒を耐え、乗り越えてきたコートや帽子、つらい抑留生活を白樺の皮に俳句や和歌で記した「白樺日誌」、抑留者と日本の家族を結んだ俘虜用郵便葉書など多岐にわたる資料は、手記・体験記だけでは見えてこないシベリア抑留を様々な角度からみることができる生きた歴史であり、記憶そのものです。  当館の展示資料を通して、かつて遠いシベリアの地で想像を絶する労苦を経験された先人に思いを馳せ、平和への想いを新たにしていただければと思います。

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