引揚記念公園の八重桜が見ごろを迎えています。
例年より一週間ほど早い開花となり、今週末には満開に
なるかと思います。
8月を除く毎月第三木曜日は休館日となっております。
今月の休館日は3月15日(木)です。
記念公園内の散策および復元桟橋の見学していただけます。
平成29年12月23日(土)~28日(木)に実施しておりました
「平和の願いで包む~タイムカプセル未来へのメッセージ~」に
ご協力いただき、ありがとうございました。館内の企画展示室は
未来に向けたメッセージと平和の思いでいっぱいになりました。
リニューアルして新しくできる抑留生活体験室は平和を築く
重要な体験の場となることでしょう。
壁一面に書かれた未来へのメッセージ
メッセージを書く様子、舞鶴市長のメッセージ
引き揚げを体験された方や、ご家族に体験者がいる方のメッセージ
岸壁の母の姿も・・・
ウズベキスタンからの国際交流員、アルトゥールさんと
中国・大連からの国際交流員、李芳さんもメッセージを残され、
いろいろな言語で発信することができました。
◇来訪者 緑ヶ丘女子中学校高等学校の生徒18名
◇来訪日 平成29年12月23日(土)
多々見市長より歓迎のあいさつ。
緑ヶ丘女子高等学校の原彩夏さんから市長へ記念品が手渡されました。
シベリアに4年間抑留された体験者の原田さんから抑留中の生活などについてのお話し。
質問もたくさんありました。
貴重な話を聞かせてくれた原田さんと、感謝の気持ちと元気で長生きしてほしいという
思いを込めて握手をしたり、原田さんを中心に記念写真を撮ったりしました。
シベリア抑留中に食べられていたコーリャンの粥の試食。
「小豆をつぶしたような食感で、味がしない。毎日これを食べるのはつらい」と感じたそうです。
舞鶴引揚記念館で語り部活動をしている中学生と交流。
「語り部として活動していて一番印象に残ったことは何ですか」と質問があり、
「引揚体験者の女性と出会ったことです。その方のお話をもっと聞きたいと思い、
文通をしています。」と答えました。
シベリア抑留中に実際に使われていた資料の、触ったり着用したりする体験。
中学生語り部の説明を受けて「この靴の生地は何ですか」と質問するなど、
熱心に話を聞いていました。
館内の見学。中学生語り部が白樺日誌やシベリア抑留について解説しました。
同年代への説明が初めてということもあって緊張した様子でしたが、
当時の過酷な状況をはきはきと伝えていました。
「LOVE&PEACE」「思いやりを持てる世界に」といった平和への願いや「今までの歴史をつないでゆく」
「語り継いでいこう」という抱負など、思い思いに書いてもらいました。
見学の最後には、「ふるさと」を全員で合唱しました。それぞれの思いを込めた歌声が、館内に響き渡りました。
全員で記念写真!!またいつか……
舞鶴引揚記念館開館30周年の記念日にあたる平成30年4月24日にグランドオープンします。
今回の、ユネスコ世界記憶遺産に登録された世界的に重要な資料を継承する収蔵庫と
共に、若い世代の理解や共感を深めるための空間展示である「抑留生活体験室」と
約1,300点の絵画の活用を図る「企画絵画展示室」を新設いたしております。
多くの方のご協力のもと「平和の願いで包む~タイムカプセル未来へのメッセージ~」は終了しました。
ご協力いただいた方、ありがとうございました。
「平和の願いで包む~タイムカプセル未来へのメッセージ~」の開催
引き揚げの史実や平和の尊さについて、若い世代にも分かりやすく心に響くよう、現在の
「企画展示室」を、体験学習ができる「抑留生活体験室」にリニューアルすることになりました。
12月29日から工事のため「企画展示室」を閉鎖します。
約30年間、様々な企画展で平和の大切さを発信してきたこの部屋をタイムカプセルに見立て、
「未来に向けた平和のメッセージ」でいっぱいにするイベントを開催します。
ぜひご参加ください。
○期 間: 平成29年12月23日(土)~28日(木)
○趣 旨:「企画展示室」の壁に未来に向けた平和のメッセージを書いてもらい、新設する
「抑留生活体験室」を平和への願いで包む。
※現在の壁の内側に造作し、メッセージは残します。
○留意点:マジック等の持ち出し、指定された場所以外への記載は固くお断りいたします。
趣旨以外の記載がなされた場合は消去する場合がありますのでご了承ください。
舞鶴引揚記念館の年末年始の休館日は12月29日〜1月1日までです。
年始は1月2日9時から開館しております。
休館中は館内の見学はできませんが、引揚記念館の立地する引揚記念公園の散策と
復元された引揚桟橋はご見学いただけます。
引揚記念公園の展望台からは、かつて引揚船が入港してきた”平湾”を一望できます。
展望台までは駐車場から徒歩で約7~8分。
引揚記念公園から復元された引揚桟橋までは車で記念館から約2~3分です。
戦後13年間にわたり、引揚者を受け入れた引き揚げのまちとして、次世代を担う
子ども達への史実の継承として引揚記念館での歴史平和学習に加え、引き揚げ
入港体験遊覧船や重要文化財である赤れんがパーク内での昼食、かまぼこ手作
り体験等を組み合わせた教育旅行誘致に取り組んでいます。
今回、舞鶴の学習内容や魅力を知ってもらうため出演者を募集します。
1.目的
教育旅行誘致を進めるにあたり、実際の舞鶴での体験内容の映像を提供することにより、
PR効果を高めることを目的に出演者(市内中学・高校生)を募集するもの
2.テーマ
「教育旅行~平和・海・食体験~」
3.撮影内容及びスケジュール等
◇撮影日 平成29年11月19日(日)
◇撮影内容
・引揚記念館での見学・体験
・遊覧船(引揚入港体験&海軍コース)
・赤れんが博物館見学
・赤れんがパーク散策(土産品購入、記念撮影等) など
・かまぼこ手作り体験
4.出演者の募集
◇対象者 市内在住・通学の中学・高校生30名(先着順)
◇募集期間 平成29年10月27日(金)~11月10日(金)
◇申込先 舞鶴市観光商業課☎0773-66-1024、FAX0773-62-9891、E-Mail:kanshou@city.maizuru.lg.jp
または舞鶴引揚記念館☎0773-68-0836、FAX0773-68-0370
◇申込方法 住所、氏名、学校名、学年、電話番号を記載してファックス又はメールでお申し込み下さい。
申し込み受付後、撮影内容の詳細をお知らせさせていただきます。
◇その他 撮影した映像は「舞鶴市教育旅行誘致PR動画」として、学校や旅行社の誘致活動に活用するほか、
舞鶴市HP等でも公開しますので、その旨をご了解いただいた上でお申し込み下さい。
舞鶴市が所蔵する「シベリア抑留」と「引揚事業」に関する資料のユネスコ世界記憶遺産
登録を契機として、全国の引揚港との連携、協力のもと、薄れゆく引き揚げの歴史と平和の
願いを国内外に発信することを目的にこのたび、福岡市を会場に巡回展を開催します。
◎福岡市会場
開催期間 平成29年11月23日(木)から平成29年11月28日(火)まで
開催時間 9時から21時まで
開催場所 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)1階エントランスホール及び3階交流ひろば
(福岡市中央区荒戸3-3-39)
入場料 無料
主催 舞鶴市・舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会
共催 福岡市
NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」会員で博多港へ引き揚げた体験者のお話
11月23日(木) ①開会式後13時15分〜 ②17時30分
11月24日(金) ③11時〜 ④13時〜