終了しました。舞鶴・引揚語りの会創立20周年 「語りの会記念講演会」の開催について

 

シベリア抑留や引き揚げ体験者の想いを受け継ぎ、舞鶴引揚記念館などで「語り部」として活動する「NPO法人舞鶴・引揚語りの会」は、本年、創立20周年という節目を迎えます。これを記念し、語りの会による記念講演会を引揚記念館で開催することとなりました。

今回の講演会では、ユネスコ世界記憶遺産登録資料「白樺日誌」と、シベリアの収容所で抑留者に寄り添い心の支えとなった犬「クロ」の物語をとおして、シベリア抑留の史実や抑留体験者の想いをお伝えします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

日 時:令和7年10月26日(日) 11時00分~

場 所:舞鶴引揚記念館 

内 容:「白樺日誌を読み解く~和歌から見るシベリア抑留」

            「紙芝居クロ シベリア抑留者とともに~クロの航跡」

参加費:無料(別途入館料は必要です)

舞鶴引揚記念館 令和7年度 第3回企画展「世界記憶遺産登録10周年特別展Ⅱ」

舞鶴引揚記念館では、令和7年度第3回の企画展「世界記憶遺産登録10周年特別展Ⅱ」を下記の日程で開催しますのでお知らせいたします。

今年は平成27年(2015)に当館が収蔵する資料の中から570点がユネスコ世界記憶遺産に登録されて10年の節目を迎えます。登録10年の節目に際して、当館が収蔵する記憶遺産登録絵画の展示をおこないます。

◆展示期間

令和7年10月11日(土)~令和8年1月18日(日)

※展示期間中の休館日:毎週水曜日、12月29日~1月1日

◆場 所

舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室(企画展は無料。別途入館料が必要です)

◆展示資料

・木内信夫画24点、羽根田光雄画36点、安田清一画1点

※10月7日(火)~12日(日)に舞鶴市総合文化会館で開催する「シベリア抑留・引き揚げ画展」では、木内信夫氏16点、羽根田光雄氏15点、安田清一氏1点(いづれも複製)を展示予定です。

【作者:木内信夫氏について】

・大正12年(1923)11月東京生まれ。終戦後にウクライナのスラビャンスクに  抑留される。

・昭和23年(1948)7月、恵山丸で舞鶴に帰還。

・令和3年(2021)4月24日逝去 97歳

 シベリアから帰還直後の昭和24年(1949)ごろに自身の抑留体験を描く。労働などの苦しい場面だけでなく、ウクライナの人々との交流の様子など多面的に体験を描いている。今回の展示では40点ある内の24点を展示。

「わが青春の浪漫抄」

【作者:羽根田光雄氏について】

・明治43年(1910)宮城県生まれ

・昭和20年(1945)終戦後ウォロシーロフに抑留される

・昭和22年(1947)舞鶴に帰還  没年不詳

 昭和55年(1980)ごろから翌年にかけて自身の抑留体験を説明書きを入れて描いた。記録性が高いことが評価された。今回の展示では50点のうち36点を展示

徹夜の埋葬

【作者:安田清一氏について】

・大正11年(1922)東京生まれ

・昭和20年(1945)終戦後、チェレンホーボ(チェレンホワ)などに抑留される

・昭和24年(1949)舞鶴に帰還

・平成31年(2019)4月逝去 97歳

 抑留中の昭和22年(1947)ごろにソ連軍からイルクーツクのメーデーの様子を描いてくるよう命令され、その際に渡された2冊のスケッチブックのうち1冊をもらい受け収容所や町の様子を描いた。唯一、抑留中に描かれた記録画。

 

 

チラシ PDF

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終了しました。舞鶴引揚記念館 戦後80年・海外引揚80年・ユネスコ世界記憶遺産登録10周年「 平和祈念式典」開催について

今年は戦後80年、海外引揚開始80年、そして舞鶴市所蔵の引揚関連資料がユネスコ世界記憶遺産に登録されて10周年という、舞鶴にとって大きな節目となります。多くのシベリア抑留体験者の年齢が100歳を超え、「体験者なき戦後の始まり」を迎えつつある中、舞鶴市は「次世代への継承」から「次世代による継承」へと取り組みを進めております。未来の平和のため、引揚の史実と平和の尊さを発信し続けるという誓いを新たに、次代を担う若者をはじめまちを挙げて「平和祈念式典」を開催いたします。

◆開催日時  令和7年10月12日(日) 13時〜16時 開場は12時

◆開催場所 舞鶴市総合文化会館  
 
◆内  容

第1部【式典】(進行:学生語り部) 

      ・黙とう

      ・献茶・献花(協力:舞鶴市文化協会)

      ・式辞(舞鶴市長)

      ・平和へのメッセージ(来賓挨拶)

      ・折鶴アート完成披露

      ・次世代からのメッセージ  

        小学校児童代表

        中学校生徒代表

      ・合唱 

        若浦中学校 全校生徒 各中学校 生徒代表各10名程度

≪曲目≫

「引揚者を迎える歌」

引き揚げ当時、引揚援護局に近かった旧大浦中学校(現若浦中学校)の教諭が作詞作曲して、引揚者の上陸時に生徒が歌って迎えた

 「故郷」

抑留中に遠い故郷を思いながらよく歌われた曲

▲昨年の式典の様子
▲昨年の式典の様子

 

第2部【市民音楽劇】「海のその先」

引き揚げをテーマに戦争から帰ってこない夫や息子を待つ家族や引揚者を出迎える舞鶴の人々に焦点を当てたオリジナル音楽劇。公募の舞鶴市民を中心に演技やコーラスで約100名が作り上げる舞台

PDFは、こちら

 

🔶式典会場での展示🔶

①「引き揚げが結ぶ国際交流展示」

    時間:12時〜17時

    場所:総合文化会館 ホワイエ

    内容:キルギス共和国訪問速報展や

  ウズベキスタンとの交流の足跡を展示します。

⓶「高校生の平和のメッセージ」

    時間:12時〜17時

    場所:総合文化会館 ホワイエ

    内容:東舞鶴高校と西舞鶴高校の書道部による平和のメッセージの作品展示

🔶式典会場での体験イベントなど🔶

 ①当時の食の体験 時間:12時〜 無くなり次第終了

    場所:総合文化会館 入口前広場

 内容:抑留中の主食となった黒パンや舞鶴でのおもてなしで振る舞ったふかし芋の食体験。

 協力:NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」

 ②呈茶 時間:12時〜 無くなり次第終了

     場所:総合文化会館 ホワイエ

 内容:舞鶴でのおもてなしで引揚者へのお茶の振る舞いや引き揚げの母と呼ばれる故木村千代子さんの意思を引き継ぐ式典での献茶にちなみ、舞鶴文化協会茶道連盟協力で実施。東舞鶴高校と西舞鶴高校の茶道部も参加。 

 

 

戦後80年・引揚開始80年・ユネスコ世界記憶遺産登録10周年「折り鶴アートプロジェクト」について

戦後80年・海外引揚開始80年、そして舞鶴市が所属する引揚関連資料のユネスコ世界記憶遺産登録10周年の節目に、皆さんとともに「折り鶴アート」を制作、10月の開催する平和祈念式典でお披露目し引き揚げのまち舞鶴から平和への願いを発信したいと思います。「折り鶴アート」を完成させるために必要な折り鶴はおよそ25,000羽。たくさんの折り鶴が必要ですので、折り鶴の制作にご協力をよろしくお願いします!


《折り鶴アートプロジェクトについて》
◆折り鶴をボードに貼り付けてアートを制作します。
◆折り鶴は広く皆さまから募集します。
◆完成した「折り鶴アート」は、10月に開催する「平和祈念式典」でお披露目します。


「折り鶴アート」の概要
デザイン
 平和のシンボル「ハト」と「舞鶴の海」を描いた「平和の願いを        未来につなぐ」シンボルデザインを折り鶴で制作します。

サイズ
 高さ:2.7m×幅:1.8m

折り鶴の数量
 目標 25,000羽   広く皆さまから募集します‼

▲「平和の願いを未来につなぐ」

 シンボルデザイン

募集方法

◆「折り鶴」と「募集箱」を引揚記念館をはじめ、市役所本庁ロビー、市役所西所、公民館などに順次設置します。

◆団体などでご協力いただく方は、100枚単位で折り紙を提供します。 

 申し込み先:Web申込フォーム、電話、FAXで引揚記念館へお申し込みください。

電話】0773-68-0836

FAX】0773-68-0370

※氏名(団体名)、参加人数、折り紙の枚数、郵便番号、住所、電話番号をお知らせください。

【Web申し込みフォーム】下記QRコードよりお申し込みください。

▲Web申込フォームのQRコードはこちら

 

募集期間:令和7年6月24日から目標(25,000羽)達成まで

「折り鶴アート」で、引き揚げのまち舞鶴から、平和への願いを広く皆さんとともに発信したいと考えておりますので、ぜひご協力をお願いいたします!

 

舞鶴引揚記念館ホームページ

舞鶴引揚記念館のホームページです。ぜひご覧ください!

(下記をクリックしてください。)

https://m-hikiage-museum.jp/

 

 

終了しました。「市役所ロビー特別展示」の実施について

〜「舞鶴引き揚げの日」の認知度向上を目指す取り組み〜

引き揚げやシベリア抑留の史実と引揚者を博愛の精神をもって迎え入れたまちの歴史を次世代へ継承するとともに平和に対する意識の高揚を図ることを目的に、引き揚げ第1船入港日である10月7日を「舞鶴引き揚げの日」とする条例を平成30年に制定しました。

引き揚げの日のさらなる認知度向上のため、9月1日(月)より、舞鶴市役所ロビーにて特別展示を実施します。

◆期間  令和7年9月1日(月)〜令和7年10月17日(金)

※土、日、祝の閉庁日を除く

9月1日(月)午前10時頃から準備を開始します。

◆場所  市役所本庁1階ロビー

👇ロビー展示の様子

◆展示概要

〇引揚桟橋模型の展示(組み立て)

〇パネル(A1)による展示

〇舞鶴引き揚げの日 「ポスター」と「のぼり旗」の掲出

〈  今後の取り組み(予定)〉❖   舞鶴引き揚げ給食  10月初旬〜中旬  / 市内の小中学校  ※実施日は学校により異なります。

❖   シベリア抑留・引き揚げ絵画展

10月7日(火)〜12日(日) / 舞鶴市総合文化会館

❖   平和祈念式典

10月12日(日)/ 舞鶴市総合文化会館

「舞鶴引き揚げの日」制定について

■引揚関連資料のユネスコ世界記憶遺産登録を契機にまちを挙げた次世代への継承などを趣旨 として、市内20団体から市に対して記念日制定の要望をいただいたのがきっかけとなった。

「10月7日」について

■昭和20年10月7日、釜山から乗船者 約2100名を乗せた引き揚げ第一船「雲仙丸」が舞鶴港 に入港した日

※最終船は昭和33年9月7日、樺太の真岡から乗船者472名を乗せた「白山丸」。同年11月に、舞鶴引揚援護局も閉局。

「ロゴ」について

■全国公募し、最終は市民投票により平成31年3月に決定。

〜コンセプト〜

舞鶴の「マ」の字をモチーフに波と鶴をイメージしデザイン化。「引揚船」と「語り部の鐘」を入れ印象深く表現。いつまでも忘れないで語り継ぐ願いを込めた。

舞鶴引き揚げの日条例                                                                       平成30年10月5日

条例第42号

舞鶴市は、第二次世界大戦後の昭和20年10月7日に引揚船雲仙丸が入港してから、昭和33年に当時国内で唯一の引揚港となっていた舞鶴港に最後の引揚船が入港するまでの13年間にわたり、海外からの引揚者約66万人と遺骨約1万6千柱を市を挙げて迎え入れた歴史を有する。

市は、昭和63年に設置した舞鶴引揚記念館を中心として、引揚体験者や市民等と共に、引揚げ及びシベリア抑留の史実を継承するとともに、平和の尊さを国内外に発信し続け、平成27年には市が所有する引揚げ関連資料が、世界的に重要な記録物としてユネスコ世界記憶遺産に登録された。

このような歴史に鑑み、舞鶴市は、世界の恒久平和を念願し、この条例を制定する。

(目的)

第1条 この条例は、舞鶴引き揚げの日を定めることにより、引揚げ及びシベリア抑留の史実並びに博愛の精神をもって引揚者を迎え入れた舞鶴市の歴史を次世代へ継承するとともに、平和に対する意識の高揚を図ることを目的とする。

(舞鶴引き揚げの日)

第2条 舞鶴引き揚げの日は、10月7日とする。

(市の責務)

第3条 市は、舞鶴引き揚げの日を中心に、市民との協働の下、第1条の目的のために必要な取組を行うものとする。

附 則

この条例は、公布の日から施行する。

終了しました。戦後100年に向けて次世代が考える「平和未来ワークショップ〜ピースボート100〜」の開催のお知らせ

体験者なき戦後の始まりを迎えようとしている今、戦後100年を見据え、未来を担う若い世代が地域を越えて集まり、学び、考える機会として、7月27日(日)に「次世代が考える平和未来ワークショップ〜ピースボート100〜」を開催します。

若い世代がそれぞれの活動を発表したり、思いや意見を交換したりすることで、史実の継承についての新たな気づきや平和な世界につながる行動について考えます。

当日は一般の方も聴講できますので、ぜひお越しください。(申し込み不要)

1.開催日時

令和7年7月27日(日) 13:30〜16:30

2.会  場

舞鶴市商工観光センター 5F コンベンションホール

3.参 加 者

舞鶴市内外の中学生、高校生、大学生 約70名

※参加者の募集は終了しております。

※一般の方の聴講は当日受付となっております(申し込み不要)

4.内  容

【第1部】13:30〜

◆有識者・ゲストのお話

◯小林 昭菜氏(関東学院大学准教授)「戦後80年を迎えてー遠くて近い抑留と引揚の歴史」

◯ポヤ ナジャさんのお話

アフガニスタン出身。東京在住。20歳。SPEEDO(アフガン NGO)と日本のNPO外国人女性サポート協会の通訳ボランティアメンバーとして活動中。小学生の頃、父親の研究の関係で来日し日本語を習得。中学校からアフガニスタンへ帰国。2021年8月にタリバンが実権を掌握して以降、家族とともに日本へ避難。現在、日本の大学への進学を目指して勉学中。

◆若い世代の継承の取り組み発表

◯舞鶴引揚記念館 学生語り部:次世代による引き揚げの史実の継承

◯舞鶴工業高等専門学校:最新技術で証言動画とのコミュニケーションシステム

◯福井県立敦賀高校創生部:人道の港 敦賀ムゼウムでのガイド活動など

ーー休憩ーー

【第2部】15:05〜

◆ディスカッション『戦後100年の平和へのデザイン〜「知る」から「創る」へ〜』

◯アドバイザー:東京女子大学名誉教授 黒沢 文貴 氏

◯コーディネーター:関東学院大学准教授 小林 昭菜 氏

★グループワーク

★全体ディスカッション

◆出演有識者プロフィール

アドバイザー:黒沢 文貴 氏
東京女子大学名誉教授。舞鶴市世界記憶遺産有識者会議会長。宮内庁書陵部編修課主任研究官を経て、外務省「日本外交文書」編纂委員などを務める。専門は日本近現代史。著書に『大戦間期の日本陸軍』(2000年「吉田茂」賞 2025年岩波現代文庫)、「歴史に向き合う 未来につなぐ近現代の歴史」(2020年)など。

コーディネーター:小林 昭菜 氏
関東学院大学准教授。専門は日ソ関係史。著書に「シベリア抑留 米ソ関係の中での変容」(2018年)。

「平和の願いを未来につなぐ」シンボル

終了しました。舞鶴引揚記念館 引き揚げ開始80年「夏休みスペシャルデーと館内語り部ツアーWEEK」の開催について

舞鶴引揚記念館 引き揚げ開始80年「夏休みスペシャルデーと館内語り部ツアー
WEEK」の開催について
夏休み期間中、そして、終戦記念日を迎える8月に、シベリア抑留や引き揚げの史実をとおして、子どもから大人まで多世代で楽しんで学べるイベントなどを開催します。
引き揚げ開始80年・ユネスコ世界記憶遺産登録10周年の節目を迎えた今年は、市民や市民団体、地域の皆さんと協働して、さらに内容盛りだくさんでおこないます。
この夏は、ぜひ引揚記念館の夏のイベントへお越しください!

1.「引き揚げを知ろう!夏休みスペシャルデー2025」開催について
(1)日時   令和7年8月11日(月・祝)  10:00〜20:00
        開館時間は9:00〜20:00
        ※当日は終日入館料無料
(2)会場   舞鶴引揚記念館
(3)特別協力 日本クラウン:山本 和恵 氏
        箏演奏家:立道 明美 氏

△過去の様子(キャンドルイルミネーション)
(4)内容
 【1部 10:00〜17:00】
 ◆「引き揚げクイズラリー 10:00〜17:00」
  館内を巡りながらクイズを解くゲーム
  参加者には「オリジナルグッズ」をプレゼント!
 ◆「体験ワークショップ 〜千人針〜 10:00〜17:00」
  こどもたちでビーズを貼って千人針を作ろう
  協力:NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」
 ◆「館内語り部ツアー ①11:00〜、②13:30〜」
  NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」による約30分間の案内付きツアー

△過去の様子(語り部ツアー)
◆「引き揚げ紙芝居 ①11:00〜、②15:00〜」
シベリアからやってきた犬「クロ」の物語
◆「抑留かるた大会 14:00〜」
シベリア抑留体験者が描いた「かるた」でゲーム

△過去の様子(かるた)
◆学生語り部による館内の案内(随時予定)

△過去の様子(学生語り部)
◆その他
ビデオ上映など

【2部 17:00〜20:00 夜間特別開館】
◆〜光と音に包まれる平和の願い〜ナイトミュージアム
引揚記念館前にはキャンドルイルミネーション。来館者や地元の小学生が描いた平和への願いとともに灯
ります。
いつもと違う夜の博物館をお楽しみください☆
◆「日本クラウン 山本 和恵 氏 17:00〜」
「岸壁の妻〜母は白寿になりました」 ほか
◆発見ミュージアム「夜のミュージアムを探検! ①17:30〜、②18:30〜」
◆「ウズベキスタン民族舞踊&トークショー 17:40〜」
 ◆「箏の演奏(箏演奏家 立道 明美 氏)18:30〜」
  内容:ウズベキスタン共和国の「バフシ国際アートフェスティバル」で入賞されるなど、
     ウズベキスタンとも縁が深い箏演奏家の立道明美さんによる箏の演奏。
  演目:「遥かなるナボイ劇場」(作曲:眼流義治氏、語り文:サワジロウ氏)
     ウズベキスタンのナボイ劇場の建設に日本人抑留者が従事した逸話を描いた作品。
     語り:演劇サークル「やまびこ」森下弘理さん   ほか
 ◆「シベリア抑留映像 随時」
 ◆「icaダンスNiji 19:30〜」
 ◆「届け平和の願い〜ライトバルーン〜 20:00〜」
  平和の願いを込めて夜空に光る風船を浮かべましょう

△過去の様子(ライトバルーン)

2.「館内語り部ツアーWEEK」の実施について
普段は土日祝日限定で人気の館内語り部ツアーを、期間中は特別に毎日実施します。
(1)期間  令和7年8月9日(土)〜17日(日)
       ※8月13日(水)休館日を除く
(2)時間  11:00〜、13:30〜 の毎日2回
(3)内容  語り部の案内で館内を巡るツアー。所要時間は約30分。
(4)実施  NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」
(5)その他 ・事前申し込みは不要。当日お越しください。
       ・無料。ただし入館料は必要です。 (8月11日はイベント開催のため入館料無料)

3.学生語り部による館内案内
夏休みにあわせて、次世代による次世代への継承として、学生語り部が活動します!
(1)期間 令和7年8月中の土日祝日
      8月9日(土)〜17日(日)は毎日開催
※8月13日(水)休館日を除く
(2)時間 10:00〜16:00頃
(3)内容 学生語り部による展示解説
舞鶴引揚記念館ホームページ
舞鶴引揚記念館のホームページです。ぜひご覧ください!
(下記をクリックしてください。)
https://m-hikiage-museum.jp/

舞鶴引揚記念館 令和7年度第2回企画展 「世界記憶遺産登録10周年特別展Ⅰ」について

舞鶴引揚記念館では、令和7年度第2回の企画展「世界記憶遺産登録10周年特別展Ⅰ」を下記の日程で開催しますのでお知らせいたします。

今年は平成27年(2015)に当館が収蔵する資料の中から570点がユネスコ世界記憶遺産に登録されて10年の節目を迎えます。登録10年の節目に際して、日本で記憶遺産登録第1号となった福岡県田川市の山本作兵衛氏の炭坑の記録画の展示をおこないます。

展示期間

令和7年7月12日(土)~ 令和7年10月5日(日)

※展示期間中の休館日:毎週水曜日

 ◆場 所 

舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)

◆展示資料 

 ・水彩画10点、墨画10点

山本作兵衛氏は明治から昭和にかけて福岡県の筑豊地方の炭坑での労働の様子や人々の暮らしなど、絵画と解説文で詳細にその記録を残しました。 日本の近代化を支えた炭坑の記録画として、その重要性などが評価された貴重な資料です。

【作者:山本作兵衛氏について】

・明治25年(1892)福岡県生まれ

・明治33年(1900)弟の初節句にもらった加藤清正の人形を繰り返し写生

・明治36年(1903)図画の課題で帽子を写生し先生に褒められる

・明治39年(1906)山内坑に入坑

・明治45年(1912)徴兵検査を受けるが難聴などの理由で免除される

・同年、九州鉄道管理局に二年契約で鍛冶見習いとして就職

・大正5年(1916)水町タツノと結婚

・同年、上三緒坑の親元に戻り仕繰夫となる

・大正7年(1918)長子ハツ子出生(3ヶ月後に死去)

・大正8年(1919)長女ハル子出生

・大正11年(1922)長男光 出生

・大正13年(1924)次男大吾 出生

・昭和3年(1928)次女ミネ出生

・昭和5年(1930)三女富美 出生

・昭和10年(1935)三男照雄 出生

・昭和20年(1945)長男光 戦死

・昭和33年(1958)炭坑の記録画を画用紙と墨で描くようになる

・昭和37年(1962)朝日新聞に記事が初めて掲載される

・昭和39年(1964)交通事故に遭う

・昭和42年(1967)山本作兵衛の人と芸術を紹介したNHKの番組が放映

・昭和49年(1974)炭坑模写大壁画9点が田川市立図書館に寄贈される

・昭和50年(1975)田川市文化功労者受賞

・昭和54年(1979)田川市石炭資料館建設専門委員会委員となる

・昭和59年(1984)NHK日曜美術館に出演

・同年12月、92歳で逝去

 

チラシ➡PDF チラシ➡PDF

 

終了しました。七夕イベント~星に願いを~開催します

舞鶴引揚記念館におきまして、七夕イベントを開催しますのでお知らせいたします。

「七夕」という身近なイベントを通じて、改めて平和の大切さについて考えていただく機会となればという思いを込めて、今年も平和へのメッセージや願い事を託した短冊の飾りつけを行います。

「引き揚げの日」ロゴマークの入った短冊に、地域の子供たちや記念館へお越しいただいたみなさんの、想いや願いをご記入いただき、星に願いを届けます。

皆さんもぜひご参加ください!

▲昨年の様子

▲短冊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★開催期間★

令和7年7月1日(火)~7日(月)

★場所★

舞鶴引揚記念館

★協力★

NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」

平こども園、大浦小学校、朝来小学校、若浦中学校

来館者の皆さん

【オープニングイベント】

 

★日 時:令和7年7月1日(火)10時~

★場 所:舞鶴引揚記念館内セミナールーム

★内 容:平こども園児、NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」会員による短冊の飾り付け

飾り物:平こども園児や大浦小学校および朝来小学校児童、

若浦中学校生徒が作成した平和のメッセージや願い事を書いた短冊

▲昨年の様子

 

 

※イベント期間中、メッセージを書いていただいた方には

引揚記念館のオリジナル記念品を進呈させていただきます❕

 

終了しました。戦後100年に向けて次世代が考える 「平和未来ワークショップ〜ピースボート100〜」参加者を募集について

戦後80年を迎え、戦争を直接体験した人が少なくなる中で、平和な未来を築くために、どのように記憶を継承していくかが大きな課題となっています。

この度、戦後100年を見据え、未来社会を担う若い世代が地域を越えて集まり、学び、考える機会として、「次世代が考える平和未来ワークショップ〜ピースボート100〜」を開催することとなりました。ワークショップに参加する若い世代を募集します。皆様のご参加お待ちしております。

なお、当日は一般の方も聴講(申し込み不要)できます。

🔶趣 旨

体験者なき戦後の始まりを迎えようとしている今、世界の状況にも目を向けながら、若い世代がそれぞれの活動を発表したり、思いや意見を交換したりすることで、史実の継承についての新たな気づきや平和な世界につながる行動について深く考える機会になります。

🔶開催日 令和7年7月27日(日)13:30分〜16:30集合13:00

🔶会 場 舞鶴市商工観光センター 5Fコンベンションホール

🔶募集概要

対  象:市内外の中学・高校・大学生、22歳までの社会人 

🔶募集期間令和7年7月15日(火)まで

ただし、「事前交流会」に参加希望の場合は6月25日(水)までに

お申し込みください。

※希望者のみ

🔶申込方法:Web申し込みフォーム(舞鶴市または舞鶴引揚記念館のHPや         QRコードなどから)・電話・FAXで申し込みください。

【必要項目】氏名、住所、電話番号、学校(会社)名、

学年、年齢、6月29日(日)「事前交流会・舞鶴引揚記念館ツアー」

希望の有無をお知らせください。

申し込みはこちらからURL

https://ttzk.graffer.jp/city-maizuru/smart-apply/surveys/3789244588470520618

QRコードはこちら 

🔶ワークショップの内容 ※予定

◎次世代による継承の取り組み発表

舞鶴引揚記念館 学生語り部(活動報告)

舞鶴工業高等専門学校(最新技術で証言動画とコミュニケーション実践発表)

福井県立敦賀高校創生部(人道の港 敦賀ムゼウムでの活動報告)  など

◎有識者による講話

◎グループディスカッション

◎全体ディスカッション

 詳細は後日お知らせいたします

🔶出演有識者

アドバイザー:黒沢文貴 東京女子大学名誉教授

(専門は近現代史。舞鶴市世界記憶遺産有識者会議会長)

コーディネーター:小林昭菜 関東学院大学准教授(専門は日ソ関係史)