シベリア抑留・引き揚げ資料展in西市民プラザ〜引き揚げのはじまりと市民のおもてなし〜の開催について
戦後80年・海外引揚開始80年・ユネスコ世界記憶遺産登録10周年にあたり、舞鶴港への最初と最後の引揚船が入港し、「引き揚げの母」である田端ハナ氏の地元でもあるなど、引き揚げにゆかりがある西地区を中心とした展示会を開催します。
【展示期間】
令和7年7月26日(土)〜8月7日(木)
午前9時〜17時(ただし、26・27日は20時まで)
【展示場所】
西市民プラザ 展示室(1階)
◆主要な展示品1
(引き揚げに関する写真)
●「引き揚げ当時の舞鶴西港」
撮影時期は不明。倉庫など港湾施設が残る西港の沖合には列を組んで引揚船が並んでいる。
●田端ハナ氏
田端ハナ氏は西地区の南田辺に在住でした。引揚船第1船から最終引き揚げまでお出迎えに携わり「引き揚げの母」と呼ばれた。
写真は引き揚げ40年を記念して行われた「海外引揚40周年記念 引揚港”まいづる”を偲ぶ全国の集い」でお出迎え役を演じる田端ハナ氏。
◆主要な展示品2
引揚船模型

雲仙丸をはじめ西港に入港したと考えられる引揚船の模型を展示します。雲仙丸は昭和20年10月7日に舞鶴西港の第2埠頭へ最初に入港した引揚船です。その後も舞鶴港へは多くの引揚船が入港し、約66万人が古郷への第1歩を踏み出しました。
白樺日誌

瀬野修氏が3年間の抑留中に故郷日本を想う気持ちを和歌の形で書き留めた記録。紙が入手できなかったので、白樺の皮に煤をインク代わりにして書き留めた貴重な資料。
◆展示解説・講話について
1.展示解説:12時〜16時
協力:NPO法人 舞鶴・引揚語りの会
2.講話:令和7年8月3日(日) ①10時〜11時 ②13時〜14時
講師:引揚記念館 学芸員
3.入館料:無料
西市民プラザへのアクセス・お問い合わせは➡ こちら