七夕イベント~星に願いを~開催します

舞鶴引揚記念館におきまして、七夕イベントを開催しますのでお知らせいたします。

「七夕」という身近なイベントを通じて、改めて平和の大切さについて考えていただく機会となればという思いを込めて、今年も平和へのメッセージや願い事を託した短冊の飾りつけを行います。

「引き揚げの日」ロゴマークの入った短冊に、地域の子供たちや記念館へお越しいただいたみなさんの、想いや願いをご記入いただき、星に願いを届けます。

皆さんもぜひご参加ください!

▲昨年の様子
▲短冊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★開催期間★

令和7年7月1日(火)~7日(月)

★場所★

舞鶴引揚記念館

★協力★

NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」

平こども園、大浦小学校、朝来小学校、若浦中学校

来館者の皆さん

【オープニングイベント】

 

★日 時:令和7年7月1日(火)10時~

★場 所:舞鶴引揚記念館内セミナールーム

★内 容:平こども園児、NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」会員による短冊の飾り付け

飾り物:平こども園児や大浦小学校および朝来小学校児童、

若浦中学校生徒が作成した平和のメッセージや願い事を書いた短冊

▲昨年の様子

 

 

※イベント期間中、メッセージを書いていただいた方には

引揚記念館のオリジナル記念品を進呈させていただきます❕

 

戦後100年に向けて次世代が考える 「平和未来ワークショップ〜ピースボート100〜」参加者を募集について

戦後80年を迎え、戦争を直接体験した人が少なくなる中で、平和な未来を築くために、どのように記憶を継承していくかが大きな課題となっています。

この度、戦後100年を見据え、未来社会を担う若い世代が地域を越えて集まり、学び、考える機会として、「次世代が考える平和未来ワークショップ〜ピースボート100〜」を開催することとなりました。ワークショップに参加する若い世代を募集します。皆様のご参加お待ちしております。

なお、当日は一般の方も聴講(申し込み不要)できます。

🔶趣 旨

体験者なき戦後の始まりを迎えようとしている今、世界の状況にも目を向けながら、若い世代がそれぞれの活動を発表したり、思いや意見を交換したりすることで、史実の継承についての新たな気づきや平和な世界につながる行動について深く考える機会になります。

🔶開催日 令和7年7月27日(日)13:30分〜16:30集合13:00

🔶会 場 舞鶴市商工観光センター 5Fコンベンションホール

🔶募集概要

対  象:市内外の中学・高校・大学生、22歳までの社会人 

🔶募集期間令和7年7月15日(火)まで

ただし、「事前交流会」に参加希望の場合は6月25日(水)までに

お申し込みください。

※希望者のみ

🔶申込方法:Web申し込みフォーム(舞鶴市または舞鶴引揚記念館のHPや         QRコードなどから)・電話・FAXで申し込みください。

【必要項目】氏名、住所、電話番号、学校(会社)名、

学年、年齢、6月29日(日)「事前交流会・舞鶴引揚記念館ツアー」

希望の有無をお知らせください。

申し込みはこちらからURL

https://ttzk.graffer.jp/city-maizuru/smart-apply/surveys/3789244588470520618

QRコードはこちら 

🔶ワークショップの内容 ※予定

◎次世代による継承の取り組み発表

舞鶴引揚記念館 学生語り部(活動報告)

舞鶴工業高等専門学校(最新技術で証言動画とコミュニケーション実践発表)

福井県立敦賀高校創生部(人道の港 敦賀ムゼウムでの活動報告)  など

◎有識者による講話

◎グループディスカッション

◎全体ディスカッション

 詳細は後日お知らせいたします

🔶出演有識者

アドバイザー:黒沢文貴 東京女子大学名誉教授

(専門は近現代史。舞鶴市世界記憶遺産有識者会議会長)

コーディネーター:小林昭菜 関東学院大学准教授(専門は日ソ関係史)

舞鶴引揚記念館 令和7年度 第1回企画展 シベリア抑留画展『~北斗星のもとに~』を開催します

舞鶴引揚記念館では、令和7年度最初の企画展 シベリア抑留画展『~北斗星のもとに~』を下記の日程で開催いたします。

戦後80年を迎え戦争の記憶が薄れていく中で、体験者の記憶をもとに描かれた絵画は、次世代へ史実を理解しやすく伝える貴重な歴史資料です。本企画展では、当館収蔵の絵画の収集に尽力され、生誕100年となる佐藤清氏の描いた抑留体験の油彩画とペン画の展示をおこないます。

🔷展示期間 令和7年4月26日(土)~ 令和7年7月6日(日)

※展示期間中の休館日:毎週水曜日

🔷場  所 舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室

(企画展は無料。別途入館料が必要です)

🔷展示内容

舞鶴引揚記念館には約1300点の抑留体験を伝える回想記録画が収蔵されています。シベリア抑留に関する画像や映像が少ない中、抑留の多様な場面や史実を知る上で貴重な歴史資料です。こうした絵画の収集に尽力されたのが抑留体験者でもある佐藤清氏です。

佐藤氏は帰還後に武蔵野美術学校で西洋画を学び、建築士として働くかたわら、抑留体験を描きました。そうした絵画はシベリアの北斗星のもとで眠る戦友たちへの鎮魂の思いからだったと生前に語っていました。そうした佐藤氏の鎮魂の思いを生誕100年にあたる今年、多くの方に感じていただければと思います。

🔷展示資料 

 ・油彩画11点、ペン画6点

🔷作者:佐藤清氏について

大正14年(1925) 福島県福島市出身

昭和19年(1944) 渡満、石頭予備士官学校へ入校

昭和20年(1945) コムソモリスクなどに抑留される

昭和22年(1947) 12月、舞鶴へ帰還

昭和34年(1959) 武蔵野美術学校 卒業

平成8年(1996)  絵画61点を当館へ寄贈

平成17年(2005) 絵画20点を当館へ寄贈

平成26年(2014) 7月、88歳で逝去

🔷主な展示資料 

※サイズの単位はセンチメートル 

ダワイヤポンスキー

油彩 サイズ71.5×60

制作年:1981

収容所を出れば、着剣した小銃を狙う護送兵に監視されながら作業場へ向かう。行進中は喫煙することはもとより、会話することも許されない。よそ見をすること、落ちているものを拾うことも禁じられ、列から離れれば、逃亡をはかった者として無警告で射殺される。あとでは柔軟な態度になったが、当初の護送兵は荒々しかった。空腹と連日の重労働で疲労している捕虜の列は遅れがちとなる。列が乱れると「ダワイ、ダワイ」と大声でどなり、時には容赦なく蹴飛ばし、銃身で尻を殴りつけた。作業が終わると「ダワイ、ダワイ」の声に脅かされながら重い足をひきずり収容所へと向かう。護送兵は、早く帰って仕事から解放されたいのでやたらと急がせる。しかしやっと収容所にたどりつくと、そこでまた長い長い点呼がはじまる。他の作業隊とかちあうと、空腹をかかえながら寒空に立ちつくさねばならなかった。彼らは号令をかけさせて数を確認するということはいっさいしない。

(佐藤清画文集『シベリア虜囚の祈り』より)

ノーチュラボータ

油彩 サイズ71.5×59

制作年:不詳

みんなが寝息をたてている深夜、作業係りが夜間作業員をゆり起こしていく。防寒帽や外套、防寒靴などをのろのろと身につける。所内は暖かいが、いったん外に出れば鼻先が痛くなる寒さだ。星だけが冴え冴えとかがやく夜空の下を、五列縦隊で、不機嫌に押しだまったまま作業場に急ぐ。作業場は寒風が刃物のように吹き荒れる引込線の中で、さえぎるものがない。ゆっくり作業していたのでは、凍え死んでしまう。明け方まで大型貨車に山と積まれたバラスとの格闘だ。カンボーイ(監視兵)は焚火を作って、バラスおろしの様子をみながら、休憩しろと声をかけてくれる。夜間作業はカンボーイにとっても迷惑な作業なのだ。貨車のかげに作った焚火を囲むと、ついうとうとと睡魔がおそってくる。このときばかりは誰ひとり語ろうとするものはいない。バラスを積んだ貨車が三台、黒々と、“仕事はじめ”の号令を待っている。   

(佐藤清画文集『シベリア虜囚の祈り』より)

二冬を越した捕虜

油彩 サイズ71.7×59.5

制作年:1981

二冬を越した捕虜たちの多くに、栄養失調症、倦怠感、脱力感は強まり、動作が緩慢となった。このために伐採や、夜間作業、枕木運搬などで事故があいついだ栄養失調になると、体重が減少し、皮膚は青白くなり、顔かたちは鈍く、無欲的で、老人のような外観になる。だから体格検査で尻の皮をつまみ、肉づきを見て等級をきめる。 原始的だが、最もてっとりばやく、合理的な選別方法だったのである。また栄養失調になると尿量が多くなる。厳寒の夜、一晩に二、三度は100メートルも離れた便所まで往復しなければならない。したがって安眠できないから、ますます体力がなくなっていく。体格検査の判定で、1(ペールィ)は健康だから重労働、2(フロタイ)は普通の労働、3(トリッティ)は軽労働、ジストロヒーとオカは栄養失調だから作業には出されない。健康者は将校や炊事班などを含めて10パーセントもいなかったというのは、各ラーゲル 共通のことであった。

 (佐藤清画文集『シベリア虜囚の祈り』より)

 ※ PDFはこちら ※ PDFはこちら

 

 

 

終了しました。5月5日(月)こどもの日のイベントについて

舞鶴引揚記念館1日無料開放・こどもの日イベント

引揚記念館では、5月5日の「こどもの日」にあわせて、「こどもの日は引き揚げの歴史を知ろう」をテーマに、引き揚げやシベリア抑留の歴史に触れ、家族で学べるイベントを開催します。皆様のご来館をお待ちしております。

日 時  令和7年5月5日(月・祝) 10:00~15:00

      館内見学は9:00~17:00(最終入館は16:30)

      (当日は入館料無料)

会 場  舞鶴引揚記念館

内 容

🔶「引き揚げクイズラリー」10:00~15:00(最終受付14:30)

館内を巡りながらクイズを解くゲーム

🔶「シベリア抑留生活体験コーナー」10:00~15:00

丸太を切って労働を体験・零下を再現!極寒体験

▲昨年の様子(丸太切り)

🔶「食の体験コーナー」10:00〜無くなり次第終了

 黒パン・コーリャン粥・すいとん

▲昨年の様子(食の体験)

🔶「紙芝居の上演」10:30~/13:00~の2回

シベリアからやってきた犬「クロ」の物語

🔶「シベリア抑留いろはかるたゲーム」11:00~/13:30~の2回

シベリア抑留経験者が描いた「かるた」で勉強しながら楽しもう!

 

▲昨年の様子(紙芝居とかるた)

🔶「館内語り部ツアー」11:00~11:30/13:30~14:00の2回

NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」による約30分間の案内付きツアーです。

※4/29~5/6は毎日実施(4/30の休館日を除く

🔶「千人針で平和の願いを繋ぐ」

NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」の取り組み

こどもたちでビーズを貼って作ろう!

▲昨年の様子(千人針の様子)

🔶学生語り部による館内の案内(随時予定)

▲昨年の様子(学生語り部館内ガイド)

 🔶その他

ビデオ上映 など

終了しました。令和6年度 第3回企画展「舞鶴引揚記念館 新収蔵品展」について

令和5年度に寄贈等によって新たに収蔵した資料を紹介する「舞鶴引揚記念館 新収蔵品展」を開催します。当館が収蔵する資料の多くは、シベリア抑留や引き揚げの体験者とその家族から寄贈されたもので、毎年数十件の寄贈のご相談が寄せられます。かつては体験者ご本人からのご相談が大半でしたが、近年では体験者の子どもや孫の世代からが多くなっています。

また、1月16日から開催している「ユネスコ世界記憶遺産登録10周年記念 回想記録画展 羽根田光雄の抑留体験記録」は、同時開催として令和7年4月20日(日)まで展示しておりますので併せてご覧ください。

🔷展示期間
令和7年2月3日(月) ~ 令和7年4月20日(日)
🔷場 所
舞鶴引揚記念館 企画展示室(企画展は無料、別途入場料が必要)
🔷展示資料
写真や葉書、自身の抑留体験を記した書籍やノートなど総展示数89点

「舞鶴湾内の定期船に乗って引揚船を出迎える市民」

昭和30(1955)年前後に撮影された写真

(写真13 点のひとつ)
寄贈 竹中 道雄氏(京都府)

「村松榮次氏のソ連邦抑留記」

村松氏が抑留中の出来事を和歌にして巻子に仕立てたもの。

(サイズ:縦45.5㎝×幅441.7㎝(本紙32.7㎝×404.7㎝))

寄贈 島田 幸氏(千葉県)

「慰問袋」

岡山県出身の引揚者やその家族が舞鶴で一時滞在するための施設で使用された紙製の慰問袋

寄贈 齊藤 米子氏(京都府)

 

「引き揚げやシベリア抑留に関する書籍」

シベリア抑留の体験を本人や家族がまとめた書籍等19点。当館が画像資料を提供して出来上がった成果物も含まれる。

 

チラシ➡PDF チラシ➡PDF

 

【受付終了】ユネスコ世界記憶遺産登録10周年記念 次世代による継承を考える「平和未来フォーラム」について

募集していた予定人数に達したため、「平和未来フォーラム」へのご参加は、締め切らせていただきます。たくさんのお申込みありがとうございました。

次世代による継承を考える「平和未来フォーラム」~シベリア抑留と引き揚げ 未来へ語り継ぐもの~

「舞鶴引揚記念館 次世代による継承を考える平和未来フォーラム」について詳細が決まりましたのでお知らせいたします。

今回のテーマは、戦後80年、薄れゆくシベリア抑留や引き揚げの史実から学び、後世へ継承するべきものは何か、 担い手はだれか、  体験者の想いを聞き、若い世代が自らのことばや最新の技術で伝える活動を紹介しながら、それぞれが、それぞれの平和への取り組みを通じ、未来への希望について考えます。

舞鶴引揚記念館は、令和7(2025)年は、戦後・海外引揚開始80年、ユネスコ世界記憶遺産登録10周年になります。国内で唯一、引き揚げ事業の全期間(1945-1958年)を引揚港として約66万人の生還者を迎えた“引き揚げのまち舞鶴”。「体験者なき戦後」のはじまりにむけて、「次世代への継承」から「次世代による継承」へ引き揚げの記憶を有し、継承を託されたまちの使命として、さらに取り組みを深化させ、舞鶴から平和の願いを世界へ、未来へとつなげていきます。

 

開催日時:令和7(2025)年3月23日(日)13時30分~16時30分

場  所:新宿住友スカイルーム 5

所  在  地:東京都新宿区西新宿2丁目6-1 新宿住友ビル47階

主  催:舞鶴市

協  力:帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館[総務省委託])

定  員:先着70人 要予約

【内  容】

■第1部:

●体験者のお話し シベリア抑留体験者 西倉 勝 氏

●事業報告/「引揚港舞鶴と世界記憶遺産の取り組み」舞鶴引揚記念館

●実践発表 ①最新AIによる証言動画との対話 舞鶴工業高等専門学校生

②メタバースによる収容所の再現 濱 大貴 氏

■第2部:

●パネルディスカッション

テーマ『ことば×最新技術「次世代への継承」から「次世代による継承」へ』

🔷出演者🔷

アドバイザー:帰還者たちの記憶ミュージアム 館長 増田 弘 氏

コーディネーター:多摩大学准教授 小林 昭菜 氏

パネリスト: デジタルハリウッド大学大学院生  濱 大貴 氏

多摩大学4回生 徳田 唯香 氏

舞鶴引揚記念館 学生語り部 中学生

舞鶴引揚記念館 学生語り部 高校生 等

申し込み方法:

「氏名、住所、電話番号」を

電話(0773-68-0836)、FAX(0773-68-0370)

メール:maizuruhikiagekinenkan@nike.eonet.ne.jp

申し込みフォームで 舞鶴引揚記念館へ

 

 

チラシのPDFはコチラ チラシのPDFはコチラ

 

 

 

 

舞鶴引揚記念館の開館について

舞鶴引揚記念館は、令和6年12月1日(日)から玄関前通路の修繕工事のため臨時休館しておりましたが、当初予定のとおり令和7年1月16日(木)から再開します。

なお、開館にあたり「ユネスコ世界記憶遺産登録10周年記念回想記録画展 羽根田光雄の抑留体験記録」を下記のとおり展示いたします.

◆開館日時:令和7年1月16日(木)午前9時

◆展示期間:令和7年1月16日(木)~4月20日(日)

◆場  所:舞鶴引揚記念館 企画展示室

(展示室は無料。別途入場料が必要です。)

【展示概要】

ユネスコ世界記憶遺産登録10周年記念 回想記録画展 羽根田光男の抑留体験記録

2015(平成27)年10月10日、舞鶴引揚記念館が所蔵する資料のうち570点がユネスコ世界記憶遺産に登録されました。

登録10周年の節目の年を迎えたことを記念し、ユネスコ世界記憶遺産登録資料から、シベリア抑留の記憶をもとに当時の生活や引揚船での様子などを帰国後に思い出して描かれた羽根田光雄氏の絵画50点を展示します。

羽根田氏の記録画は、ソ連領へ連行される場面から日本へ帰国するまでが時系列で描かれています。それぞれに説明書きが添えられており、当時の様子がより詳細にわかるため記録性が高いと評価されている資料です。

※2月3日(月)からは、新収蔵品展の開催を予定しております。

詳細は、決まり次第お知らせいたします。

「ナホトカ上陸」

「夜の雪中登山」

「星空」

終了しました。特別展示「京都舞鶴―世界記憶遺産×日本遺産巡回展in丸の内」を開催します

令和7(2025)年は、戦後・海外引揚開始80年、ユネスコ世界記憶遺産登録10周年になります。国内で唯一、引き揚げ事業の全期間(1945-1958年)を引揚港として約66万人の生還者を迎えた“引き揚げのまち舞鶴”。「体験者なき戦後」のはじまりにむけて、「次世代への継承」から「次世代による継承」へ引き揚げの記憶を有し、継承を託されたまちの使命として、さらに取り組みを深化させ、舞鶴から平和の願いを世界へ、未来へとつなげていきます。

この度、全国から託された世界的に重要なユネスコ世界記憶遺産に登録された登録されたシベリア抑留や引き揚げに関する資料と舞鶴市の海軍ゆかりの日本遺産関連資料を初めて同時に紹介する『特別展示「京都舞鶴―世界記憶遺産×日本遺産巡回展in丸の内」』をKITTE(東京・丸の内)で開催します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

期 間   令和6(2024)年12月23日(月)~26日(木) 4日間

時 間   10時~19時

場 所   東京シティアイ パフォーマンスゾーン

所在地   東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 KITTE 地下1階

アクセス  東京駅丸の内南口から徒歩約1分

入場料  無料

内容:

【展示】

・日本遺産に認定された旧海軍の舞鶴鎮守府の歴史から引き揚げに至る、舞鶴の歴史を紹介

・ユネスコ世界記憶遺産登録資料(レプリカ)を中心に展示

[白樺日誌、手作りのメモ帳、俘虜用郵便葉書、抑留体験画ほか]

・舞鶴引揚記念館の継承の取り組み紹介

【特設コーナー】

・11年間の家族の絆となった俘虜用郵便葉書にフォーカスし、葉書の内容が読める書き起こし

文コーナーや大切な人への思いを葉書型のメッセージカードに書いて張り出すコーナーを設置

・舞鶴の土産物を販売コーナー

【日替わりミュージアムトーク】

・期間中、毎日11時~、14時~の2回、様々なテーマでミュージアムトークを行います。(各30分程度)

テーマ:「世界記憶遺産登録資料に込められた想い」「白樺日誌の和歌の世界」

「海軍ゆかりの食の秘密」「舞鶴のとっておきの観光めぐり」 などを予定

展示予定の「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料 ※展示はレプリカ

「白樺日誌」 「抑留体験画」木内信夫氏画
「抑留中に描かれたスケッチブック」

「抑留体験画」木内信夫氏画

舞鶴市立赤れんが博物館・舞鶴引揚記念館合同展「北緯五〇度でレンガを作った男たち」について

会期中の休館日が変更になりました。(12/5時点)

舞鶴引揚記念館は、玄関前通路の修繕工事に伴い、令和6年12月1日(日)から令和7年1月15日(水)は、臨時休館いたします。休館中は、舞鶴市立赤れんが博物館において、下記の日程で「舞鶴市立赤れんが博物館・舞鶴引揚記念館合同展」を開催いたしますので、ぜひご覧ください。

展示内容としまして、シベリア抑留中にれんが作りをしていた史実を体験者の記念誌「北緯五〇度でレンガを作った男たち」(サブタイトル)の中から、記録やれんが作りの作り方のイラストなどを紹介し、製造されたれんがの現物も展示します。

また、「引揚港舞鶴」や「シベリア抑留」「引揚記念館」などについてパネルで紹介するほか、シベリアで使われた防寒着やユネスコ世界記憶遺産に登録された「白樺日誌」などの資料も併せて展示します。

 

・開催場所:舞鶴市立赤れんが博物館(舞鶴市字浜2011番地)

・会期:2024年12月1日(日)から2025年2月2日(日)まで

・開館時間:午前9時~午後5時(最終入館は、午後4時30分まで)

・入館料: 一般 個人400円 学生(小学~大学)150円

詳しくは ➡ 赤れんが博物館HP

・会期中の休館日:年末年始(12/29~1/1)

※会期中の休館日変更のお知らせ:年末年始(12/29~1/3)

PDFは➡こちら PDFは➡こちら

終了しました。令和6年度 第2回企画展 「あなたに届け!この想い」

令和6年度第2回企画展「あなたに届け!この想い」を下記の日程で開催します。シベリアの抑留地から日本の家族へ、そして日本の家族から抑留されている夫や息子へあてた俘虜用郵便葉書に込められた家族への想いをお届けします。

展示期間

現在開催中の企画展『あなたに届け!この想い』(本年8月に開催された朗読劇「約束の果て」の世界観とのコラボ展示)でありますが、下記のとおり展示期間を延長し、11月30日(土)まで実施しますのでお知らせします。

 

展示期間  

変更前】令和6年7月27日(土)~ 令和6年10月20日(日)

変更後令和6年7月27日(土)~ 令和6年11月30日(土)

 

※展示期間中の休館日:毎週水曜日、

場所 

舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)

展示概要

 シベリア抑留中に一部の収容所では「俘虜用郵便葉書」と呼ばれる往復はがきが日本人抑留者に配られることがありました。日本で暮らす家族や友人などに安否を知らせる唯一の手段でした。厳しい環境について書くことが許されない中で自分の想いを家族などに届けました。返信では日本に住む家族も抑留されている父や夫、息子へ日本で待つ人々の想いを届けました。

今回の展示では抑留者と家族など双方の想いをつないだ俘虜用郵便葉書にフォーカスした展示をおこないます。  

【展示資料】 

・俘虜用郵便葉書  14点(翻刻したパネルを並置)

・俘虜用郵便葉書の書き起こしA1パネル4点

・俘虜用郵便葉書の書き起こしA3版16点

・帰りを待つ妻の日誌1点

・収容所内で使用された鉛筆1点

「往信がのこったままの俘虜用郵便葉書」

俘虜用郵便葉書の本来の形をとどめているもの。何らかの理由で家族は返信を出さなかったとみられる。シベリアに抑留されている夫から妻へ宛てたもので、妻の苦労を察して、「男のいない留守生活は定めし苦労が多く生活も楽ではないと思います」といった労いの言葉がつづられている。

平成27年(2015)に抑留者の心情を知ることができる資料としてユネスコ世界記憶遺産に登録された。

サイズ たて19㎝×よこ14㎝

日誌「妻の記録」

11年抑留された北田利氏の妻の日誌で全3冊からなる。抑留された夫の帰りを待つ妻の気持ちが、つづられている。夫のいない生活の中で周辺の人びとのサポートもあり、前向きな気持ちで二人の娘と暮らす様子が見える一方で、夫の帰国がいつになるのか不安を募らせる様子もうかがえる。

平成27年(2015)に日本で帰りを待つ家族の生活や気持ちがわかる貴重な資料として世界記憶遺産登録された。

サイズ たて15㎝×よこ10㎝

チラシ 表面 ☛PDF

 

 

 

 

チラシ 裏面 ☛PDF