終了しました。8月10日(土)~8月18日(日)「語り部ツアーWEEK」について

8/10~18は舞鶴・引揚語りの会による毎日「館内語り部ツアー」を実施します!

舞鶴引揚記念館では、現在「NPO法人舞鶴語りの会」の方々が、引き揚げやシベリア抑留の史実を後世に語り継ぐため、来館者に館内ガイドとして案内・説明の活動をしております。

普段は、土日祝日限定で、館内を一緒に回る「語り部ツアー」を午前11時と午後1時30分の1日2回行っています。

8月14日 水)休館日を除く8月10日(土)~18日 8日(日は、「館内語り部 WEEK」を実施、毎日「館内語り部ツアー」を実施するほか、舞鶴の中・高校生などで構成される「学生語り部」達が「 館内語り部WEEK」の期間中とそれ以外8月の土日祝日にも毎日交代で語り部活動を行います。

◆期 間  令和6年8月10日(土)~18日(日)

※ただし、8月14日(水)休館日を除く

◆時 間  11時~、13時30分~ 毎日2回

◆内 容  語り部の案内で館内を巡るツアー。所要時間は約30分。

◆実 施  NPO法人舞鶴・引揚語りの会

◆その他

・事前申し込みは不要。当日お越しください

・無料。ただし入館料は必要です

夏休み館内の「学生語り部」の活動について

舞鶴引揚記念館では次世代継承事業として、中学生・高校生等で構成される「学生語り部」が、引揚記念館の館内案内やイベント、市外の中学校・高校等との交流に取り組んでいます。

夏休みの期間中にも、館内案内などの活動を行います。

◆場 所  舞鶴引揚記念館

◆内 容

学生語り部の館内案内している日

(1)8月中の土日祝日

(2)8/10(土)~18日(日)

↑ 昨年の夏休みの活動の様子

※休館日14日(水)を除く

※時間は、いずれも10時~16時ごろ

昼食休憩があります

上記以外の日は、自由参加になりますのでご了承ください。

 

令和6年度 第2回企画展 「あなたに届け!この想い」

令和6年度第2回企画展「あなたに届け!この想い」を下記の日程で開催します。シベリアの抑留地から日本の家族へ、そして日本の家族から抑留されている夫や息子へあてた俘虜用郵便葉書に込められた家族への想いをお届けします。

展示期間

令和6年7月27日(土)~ 令和6年10月20日(日)

※展示期間中の休館日:毎週水曜日、8月29日(木)臨時休館

場所 

舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)

展示概要

 シベリア抑留中に一部の収容所では「俘虜用郵便葉書」と呼ばれる往復はがきが日本人抑留者に配られることがありました。日本で暮らす家族や友人などに安否を知らせる唯一の手段でした。厳しい環境について書くことが許されない中で自分の想いを家族などに届けました。返信では日本に住む家族も抑留されている父や夫、息子へ日本で待つ人々の想いを届けました。

今回の展示では抑留者と家族など双方の想いをつないだ俘虜用郵便葉書にフォーカスした展示をおこないます。  

【展示資料】 

・俘虜用郵便葉書  14点(翻刻したパネルを並置)

・俘虜用郵便葉書の書き起こしA1パネル4点

・俘虜用郵便葉書の書き起こしA3版16点

・帰りを待つ妻の日誌1点

・収容所内で使用された鉛筆1点

「往信がのこったままの俘虜用郵便葉書」

俘虜用郵便葉書の本来の形をとどめているもの。何らかの理由で家族は返信を出さなかったとみられる。シベリアに抑留されている夫から妻へ宛てたもので、妻の苦労を察して、「男のいない留守生活は定めし苦労が多く生活も楽ではないと思います」といった労いの言葉がつづられている。

平成27年(2015)に抑留者の心情を知ることができる資料としてユネスコ世界記憶遺産に登録された。

サイズ たて19㎝×よこ14㎝

日誌「妻の記録」

11年抑留された北田利氏の妻の日誌で全3冊からなる。抑留された夫の帰りを待つ妻の気持ちが、つづられている。夫のいない生活の中で周辺の人びとのサポートもあり、前向きな気持ちで二人の娘と暮らす様子が見える一方で、夫の帰国がいつになるのか不安を募らせる様子もうかがえる。

平成27年(2015)に日本で帰りを待つ家族の生活や気持ちがわかる貴重な資料として世界記憶遺産登録された。

サイズ たて15㎝×よこ10㎝

チラシ 表面 ☛PDF

 

 

 

 

チラシ 裏面 ☛PDF