終了しました。舞鶴引揚記念館「舞鶴引き揚げの日 平和祈念式典」の開催について

 多くの引揚者をあたたかくお迎えした「引き揚げのまち」舞鶴市では、戦後77年が経ち、薄れゆく海外引揚事業という史実と再び繰り返してはならない戦争の悲惨さを後世に語りつぎ、平和への願いを発信する機会として平和祈念式典を開催しますので、お知らせします。

 

 

また、「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料をはじめ世界的に重要な資料を多くの方に、ご覧いただき関心を高めていただくよう式典を開催する10月8日一日無料開放します。なお、平和祈念式典終了後、15時~16時まで学生語り部(イベント時のみ活動)が引揚記念館内におきまして、館内案内をはじめとする語り部活動を行います。

 

◆開催日時  令和4年10月8日(土)午後2時から
◆開催場所  引揚記念公園
◆主  催  舞鶴市
協  力  舞鶴文化協会、舞鶴・引揚語りの会
◆内  容

・興安丸時鐘点打
・黙とう
・式辞
・献茶(舞鶴文化協会)
・献花(舞鶴文化協会)
・平和へのメッセージ
   (来賓、若浦中学校生徒会代表、大浦・朝来小学校児童会代表)

👆昨年の様子

 

 

学生語り部と敦賀高校創生部の皆さんと交流会を開催しました。

令和4年7月24日(日)舞鶴引揚記念館で活動する学生語り部と福井県敦賀市にある敦賀高校創生部の皆さんと交流会を開催しました。


敦賀高校創生部の皆さんは敦賀市内にある「人道の港 敦賀ムゼウム」を中心に敦賀の魅力発信をはじめとした活動をおこなっているそうです。

 

当館の学生語り部からシベリア抑留について解説をしたあと、

館内の見学を学生語り部が案内しました。

館内の抑留生活体験室では、肌感覚での抑留を感じることが

できたのではないでしょうか。

見学のあとに、創生部の皆さんから見学案内について感想や質問があり、

当館の学生語り部からも交流会の感想など意見交換をおこないました。

 

 

「七夕イベント」にご参加ありがとうございました

 

今年も7月1日~7月7日まで当館のエントランスで平和への願いを込めたたくさんの短冊が飾られました。

平和へのメッセージを託した短冊が夜空の星に届きますように!

ご参加・協力をいただきました皆様ありがとうございました。

《協力》NPO法人  舞鶴・引揚語りの会、 平こども園、大浦小学校、朝来小学校、 若浦中学校、 来館者のみなさん

☆彡飾りつけの様子☆☆☆

 

🎋皆さんからお寄せいただいた短冊

  

ウズベク人研究者特別講演会「ウズベキスタンに抑留された日本人」を開催しました

令和4年7月9日(土)に、ウズベク人でシベリア抑留を研究されている、シェルゾッド・ムミノフ氏(英国・イーストアングリア大学講師/8月1日より准教授)による特別講演会を開催いたしました。

講演会では、ロシアの公文書館が保管する貴重な画像資料を交えながら、海外研究者から見た「シベリア抑留」や「第二次世界戦争」について知る、とても良い機会となりました。

 

特別講演の後半では、5年間の任期満了されウズベキスタンに帰国される、舞鶴市国際交流員のレ・アルトゥル氏とムミノフ氏、当館の学芸員を交えてこれからのウズベキスタンと舞鶴や日本との交流について意見交換が行われました。

 

 

 

 

 

終了しました。七夕イベント~星に願い~を開催します

「七夕」という身近なイベントを通じて、改めて平和の大切さについて考えていただく機会となればという思いを込めて、今年も平和へのメッセージや願い事を託した短冊の飾りつけを行います。

「引き揚げの日」ロゴマークの入った短冊に、地域の子供たちや記念館へお越しいただいたみなさんの、想いや願いをご記入いただき、星に願いを届けます。

皆さんもぜひご参加ください!

昨年の様子

《協力》NPO法人  舞鶴・引揚語りの会、 平こども園、大浦小学校、朝来小学校、 若浦中学校、 来館者のみなさん

 

 

【期間】令和4年7月1日(金)~7日(木)

【場所】舞鶴引揚記念館

【内容】平こども園児や、大浦小学校および朝来小学校児童、若浦中学校生徒が作成した平和のメッセージや願い事を書いた短冊を笹に飾り館内に展示します。 また、来館者のみなさんが作成した平和へのメッセージや願い事を書いた短冊を笹に飾りつけます。

 

※イベント期間中、メッセージを書いていただいた方には

引揚記念館のオリジナル記念品を進呈させていただきます❕

 

 

レクチャーコンサート「シベリア抑留の音楽・文化 ~記憶の継承へ~」を開催しました

令和4年2月27日(日)に、シベリア抑留中の過酷な状況下の中で行われていた多様な文化活動に着目した研究者の方々とのコラボ事業「レクチャーコンサート(講演と演奏会)」を開催いたしました。

レクチャーコンサート

日時 令和4年2月27日(日) 14時~
会場 舞鶴引揚記念館 セミナールーム
内容 講話1「シベリア抑留とは」

講師:小林昭菜氏  (多摩大学専任講師・政治学博士)

小林先生には、自身が抑留史を研究してこられた中で、当時の時代背景や人々の交流など年表や写真を交えてシベリア抑留について、わかりやすく講演していただきました。

 

講話2「シベリア抑留の音楽・文化」

講師:森谷理沙氏 (桜美林大学非常勤講師・芸術学/音楽博士)

森谷先生には、シベリア抑留下の中でも、日本人収容所で鳴り響いていた音楽や音風景について、当時の音楽・文化を紹介していただきました。

 

演奏・コンサート

「シベリア抑留下の日本人収容所で抑留者たちを癒した音楽などのコンサート」

古川精一氏は、「浜辺のうた」・「誰か故郷を思わざる」・「異国の丘」・「ドーフ小曲」・「母に捧ぐる歌(母へ)」・「ちから」・「満洲の丘にたちて」を力強く、時に哀愁をもって歌われました。

そのあと、Zvolinsky Leonidが、シベリアに抑留された日本人たちの追悼曲として書き下ろした新曲をギターPCをつなげたライヴエレクトロニクスで演奏されました。

 

古川精一(バリトン)略歴
武蔵野音楽大学デンマーク国費奨学金を受けてデンマーク王立音楽院に留学。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修士課終了、同学院博士課程単位修得満期終了。二期会会員(ロシア東欧オペラ研究会会員)。

 

Zvolinsky Leonid (作曲)略歴
ロシア国立グネーシン音楽カレッジ音楽理論科卒業、モスクワ音楽院作曲科を首席で卒業。東京藝術大学大学院音楽音響創造科研究生。

復元バイオリンの展示

令和4年2月27日~4月17日まで抑留中に制作されたといわれる、ラッパ付ヴァイオリン(復元)を展示しました。

※現在は展示していません

ラッパ付きヴァイオリン音声動画 (クリックすると聴けます)

動画内で流れているのは、日本への帰国を願いながら、抑留時によく歌われていたといわれる「ふるさと」です。当時の音の鳴り響きをお楽しみください。

 

レクチャーコンサートチラシ

レクチャーコンサート 《プログラム》PDF

 

5月5日「こどもの日イベント」ご来館ありがとうございました

5月5日㊗の「こどもの日」に、舞鶴引揚記念館1日無料開放

こどもの日イベントを3年ぶりに開催しました。

イベントチラシ

丸太切り体験コーナー

 

クイズラリー

 

館内語り部ツアー

 

学生語り部による館内案内

 

 

学生語り部による紙芝居の上演

 

 

丸太切り体験やクイズラリー、館内語り部ツアーなど大勢の方にご参加いただきました。

ありがとうございました 🙂

学生語り部の紙芝居も好評でした!今後の活躍にもご期待ください。

ラッパ付きヴァイオリン音声動画を公開しました!

現在、引揚記念館で特別展示を行っている、シベリア抑留下の収容所で演奏された楽器を再現した「ラッパ付きヴァイオリン」の音声を紹介する動画が完成しましたので、お知らせします。

動画内で流れているのは、日本への帰国を願いながら、抑留時によく歌われていたといわれる「ふるさと」です。当時の音の鳴り響きをお楽しみください。

◆ラッパ付きヴァイオリン

 【企画・監修】森谷理紗氏(桜美林大学非常勤講師 芸術学/音楽学)

【製作】中嶋卓氏(中嶋弦楽器工房)

シベリア抑留下の音の鳴り響きを再現するために森谷氏による楽器再現プロジェクトにおいて制作。ロシアの公文書館に所蔵される写真や文書資料を分析し、日本人抑留体験者の手記や証言などを総合して形・素材・製法を検討した、日本、ロシア両国において初の試みとして再現(製作)されたものです。

≪特別展示≫

期間:令和4年4月17日(日)まで

会場:舞鶴引揚記念館企画展示室

※会場では「ふるさと」のほか、「浜辺のうた」「満州の丘に立ちて」 「ともしび」「異国の丘」の5曲の音声をお聴きいただくことができます。

 

終了しました。企画展「令和3年度 舞鶴引揚記念館全国巡回展in 沖縄」について

舞鶴市では、忘れてはならない引揚げの史実を後世に継承する事業として、引揚港の歴史を有する全国の都市に御協力をいただき、全国巡回展を平成28年度から開催しております。

今年度は、沖縄県中頭郡中城村との共催で開催することになりました。

本企画展は京都府舞鶴市・舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会と共同で開催する「久場崎と舞鶴―ふたつの港の戦後引揚げ―」です。久場崎は主に南方からの、舞鶴は主に北方からの、引揚者を受け入れた港です。これ以外にも、いろいろな面で異なる特徴を持っています。展示内容も、久場崎パートと舞鶴パートに分け、それぞれの戦後引揚げを同時に見ることで、戦後引揚げについてより深く知っていただくことができます。

舞鶴引揚記念館の巡回展としては沖縄初の開催であり、3月20日(日)午前中には舞鶴で史実の継承活動を行っている中~大学生(「学生語り部」)による展示解説も予定されています。

<展示概要>

1 会期  : 舞鶴パート、 令和4年3月12日(土)~3月27日(日)

2 開館時間: 10:00~17:00

3 休館日 : 毎週火曜日、第3木曜日、3月23日

4 入館料 : 無料

5 主催  : 中城村、舞鶴市、舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会

6 会場  : 中城村護佐丸歴史資料図書館3F企画展示室

 

☞PDFは(表面)コチラ

☞PDFは(裏面)コチラ

開会セレモニーの様子 展示風景 久場崎引き揚げの地

 

 

レクチャーコンサート「シベリア抑留の音楽・文化 ~記憶の継承へ~」の様子

2月27日(日)引揚記念館では、引き揚げやシベリア抑留の史実の継承事業として、シベリア抑留中の過酷な状況下の中で行われていた多様な文化活動に着目した研究者の方々とのコラボ事業「レクチャーコンサート(講演と演奏会)」を開催いたしました。

会場では、当時の様子を映像で見るとともに、音楽を通じて抑留中に行われていた「文化・芸術活動」に触れることができた時間でした。

■当日の内容

<Program>のPDFは☞こちら

■当日の内容

「シベリア抑留とは」

講師:小林昭菜氏(多摩大学専任講師・政治学博士)

「シベリア抑留の音楽・文化」

講師・演奏:森谷理紗氏(桜美林大学非常勤講師・芸術学/音楽学博士)

曲名:「満州の丘にたちて」「異国の丘」「ドーフ小曲」など

≪特別出演者≫

・古川精一氏:二期会会員(ロシア東欧オペラ研究会会員)、バリトン歌手

・ズヴォリンスキー・レオニード氏:作曲家(ロシア)