令和7(2025)年は、戦後・海外引揚開始80年、ユネスコ世界記憶遺産登録10周年になります。国内で唯一、引き揚げ事業の全期間(1945-1958年)を引揚港として約66万人の生還者を迎えた“引き揚げのまち舞鶴”。「体験者なき戦後」のはじまりにむけて、「次世代への継承」から「次世代による継承」へ引き揚げの記憶を有し、継承を託されたまちの使命として、さらに取り組みを深化させ、舞鶴から平和の願いを世界へ、未来へとつなげていきます。
この度、全国から託された世界的に重要なユネスコ世界記憶遺産に登録された登録されたシベリア抑留や引き揚げに関する資料と舞鶴市の海軍ゆかりの日本遺産関連資料を初めて同時に紹介する『特別展示「京都舞鶴―世界記憶遺産×日本遺産巡回展in丸の内」』をKITTE(東京・丸の内)で開催します。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
期 間 令和6(2024)年12月23日(月)~26日(木) 4日間
時 間 10時~19時
場 所 東京シティアイ パフォーマンスゾーン
所在地 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 KITTE 地下1階
アクセス 東京駅丸の内南口から徒歩約1分
入場料 無料
内容:
【展示】
・日本遺産に認定された旧海軍の舞鶴鎮守府の歴史から引き揚げに至る、舞鶴の歴史を紹介
・ユネスコ世界記憶遺産登録資料(レプリカ)を中心に展示
[白樺日誌、手作りのメモ帳、俘虜用郵便葉書、抑留体験画ほか]
・舞鶴引揚記念館の継承の取り組み紹介
【特設コーナー】
・11年間の家族の絆となった俘虜用郵便葉書にフォーカスし、葉書の内容が読める書き起こし
文コーナーや大切な人への思いを葉書型のメッセージカードに書いて張り出すコーナーを設置
・舞鶴の土産物を販売コーナー
【日替わりミュージアムトーク】
・期間中、毎日11時~、14時~の2回、様々なテーマでミュージアムトークを行います。(各30分程度)
テーマ:「世界記憶遺産登録資料に込められた想い」「白樺日誌の和歌の世界」
「海軍ゆかりの食の秘密」「舞鶴のとっておきの観光めぐり」 などを予定
展示予定の「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料 ※展示はレプリカ
「白樺日誌」 | 「抑留体験画」木内信夫氏画 |
「抑留中に描かれたスケッチブック」 |
「抑留体験画」木内信夫氏画 |