令和6年度 第3回企画展「舞鶴引揚記念館 新収蔵品展」について

令和5年度に寄贈等によって新たに収蔵した資料を紹介する「舞鶴引揚記念館 新収蔵品展」を開催します。当館が収蔵する資料の多くは、シベリア抑留や引き揚げの体験者とその家族から寄贈されたもので、毎年数十件の寄贈のご相談が寄せられます。かつては体験者ご本人からのご相談が大半でしたが、近年では体験者の子どもや孫の世代からが多くなっています。

また、1月16日から開催している「ユネスコ世界記憶遺産登録10周年記念 回想記録画展 羽根田光雄の抑留体験記録」は、同時開催として令和7年4月20日(日)まで展示しておりますので併せてご覧ください。

🔷展示期間
令和7年2月3日(月) ~ 令和7年4月20日(日)
🔷場 所
舞鶴引揚記念館 企画展示室(企画展は無料、別途入場料が必要)
🔷展示資料
写真や葉書、自身の抑留体験を記した書籍やノートなど総展示数89点

「舞鶴湾内の定期船に乗って引揚船を出迎える市民」

昭和30(1955)年前後に撮影された写真

(写真13 点のひとつ)
寄贈 竹中 道雄氏(京都府)

「村松榮次氏のソ連邦抑留記」

村松氏が抑留中の出来事を和歌にして巻子に仕立てたもの。

(サイズ:縦45.5㎝×幅441.7㎝(本紙32.7㎝×404.7㎝))

寄贈 島田 幸氏(千葉県)

「慰問袋」

岡山県出身の引揚者やその家族が舞鶴で一時滞在するための施設で使用された紙製の慰問袋

寄贈 齊藤 米子氏(京都府)

 

「引き揚げやシベリア抑留に関する書籍」

シベリア抑留の体験を本人や家族がまとめた書籍等19点。当館が画像資料を提供して出来上がった成果物も含まれる。

 

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