引き揚げの母 田端ハナさんを偲ぶ会が開かれました。

「引き揚げの母」と呼ばれた田端ハナさんを偲ぶ会が、

没後10年の平成28年7月7日(木)に行われました。

舞鶴引揚記念碑を守る会の方々が「あゝ母なる國」の碑に献花し、

引き揚げの史実や平和の尊さを継承していくことを誓いました。

 

田端ハナさんは最初の引揚船入港から13年間にわたり、

舞鶴への引揚者をお出迎えし、婦人団体の代表として、

お茶やふかし芋の接待など、心からのおもてなしをされました。

また、引き揚げの史実を後世に伝えるため、

引揚記念公園の建設や舞鶴引揚記念館の設立にも尽力されました。

2016.7.8 田端ハナさんを偲ぶ

ユネスコ世界記憶遺産国内選考の結果について

ユネスコ世界記憶遺産国内選考の結果について

 本日、標記の件につきまして、ユネスコ国内委員会文化活動小委員会 (事務局:文部科学省) が開催され、本市が申請しております舞鶴引揚記念館収蔵資料が国内候補の2件のうち1件に選定されましたので、お知らせいたします。
 これも皆様のご支援の賜物と厚くお礼申し上げます。
 今後、ユネスコ国内委員会からユネスコ本部へ選定結果を回答され、審査を経て、平成27年5〜8月ごろに審査結果が発表される予定となっております。
 引き続き登録に向けご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。
 

問い合わせ先: 舞鶴引揚記念館
電話 0773-68-0836

 
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ユネスコ世界記憶遺産に申請しました!!

ユネスコ世界記憶遺産に申請しました!! 舞鶴引揚記念館が収蔵するシベリア抑留や引き揚げに関する資料

 舞鶴市では、引き揚げ開始70年目にあたる平成27年に、「ユネスコ世界記憶遺産」登録を目指して、舞鶴引揚記念館が収蔵するシベリア抑留と引き揚げの関係資料 総計約1万2,000点の中から、ユネスコの基準に添って登録候補資料を選定するなど取り組みを進めておりましたが、平成26年3月4日に、ユネスコ(本部パリ)に申請いたしました。
 当該資料は、世界的な重要性、真正性、希少性、唯一性を有するほか、人間愛、家族愛、平和への願い、人間の生命力など人類に共通する普遍的な主題をも包含する記録です。本資料の世界記憶遺産への登録を通じて、繰り返してはならない戦争の悲惨さや平和の尊さを広く世界に語り継いでいくことができるものと確信しております。
 今後ともご理解ご支援をお願いいたします。
 登録実現に向けた応援署名にも引き続きご協力をお願いいたします!
 

申請資料の概要
資料名:「舞鶴への生還 1945-1956シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録」
テーマ: シベリア抑留や引き揚げに関する資料

      構 成:
  • A「シベリア抑留体験の記録」
  • B「安否を気遣い帰還を願う日本の家族に関する資料」
  • C「引揚関連資料」
  • 点数: 570点

 

今後の予定

  • ユネスコの申請締め切り 3月末

    申請には1国2件の枠があるため、この時点で日本からの申請が2件以上なら、ユネスコから日本政府に2件に選定するよう依頼される

  • 国内選考 5月末までに

    国内選考で2件に選定されれば、ユネスコ審査へ

  • ユネスコの審査

    審査結果発表は、平成27(2015)年 5〜8月ごろ見込み

 

多々見市長の会見
舞鶴引揚記念館で会見とセレモニーを行いました
記者発表を行う多々見市長
記者発表を行う多々見市長
市長自ら申請資料をメール送信いたしました。
市長自ら申請資料をメール送信しました。

引揚記念館ロゴマークの市民投票の結果について

選考していました「舞鶴引揚記念館のロゴマーク」の市民投票の結果が下記のとおりとなりましたのでお知らせいたします。
また、投票1位の作品は当館のロゴマークとして採用し、今後、舞鶴引揚記念館のパンフレットのほか市が進めるユネスコ世界記憶遺産を目指したPR活動などに活用していきます。

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