「横須賀・舞鶴引揚交流プロジェクト」で、横須賀の中高校生が来館

旧軍港都市として鎮守府設置、引揚港といった共通の歴史をもつ横須賀市との新たな交流事業として、

次世代を担う子ども達が引き揚げの史実を学び、交流を深めました。

 

◇来訪者 緑ヶ丘女子中学校高等学校の生徒18

◇来訪日 平成291223日(土)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多々見市長より歓迎のあいさつ。

緑ヶ丘女子高等学校の原彩夏さんから市長へ記念品が手渡されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シベリアに4年間抑留された体験者の原田さんから抑留中の生活などについてのお話し。

質問もたくさんありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴重な話を聞かせてくれた原田さんと、感謝の気持ちと元気で長生きしてほしいという

思いを込めて握手をしたり、原田さんを中心に記念写真を撮ったりしました。

シベリア抑留中に食べられていたコーリャンの粥の試食。

「小豆をつぶしたような食感で、味がしない。毎日これを食べるのはつらい」と感じたそうです。

舞鶴引揚記念館で語り部活動をしている中学生と交流。

 

「語り部として活動していて一番印象に残ったことは何ですか」と質問があり、

「引揚体験者の女性と出会ったことです。その方のお話をもっと聞きたいと思い、

文通をしています。」と答えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シベリア抑留中に実際に使われていた資料の、触ったり着用したりする体験。

中学生語り部の説明を受けて「この靴の生地は何ですか」と質問するなど、

熱心に話を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

館内の見学。中学生語り部が白樺日誌やシベリア抑留について解説しました。

同年代への説明が初めてということもあって緊張した様子でしたが、

当時の過酷な状況をはきはきと伝えていました。

 

企画展示室の壁に未来へ向けた平和の思いを書く

「平和の願いで包む~タイムカプセル未来へのメッセージ~」にも参加。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LOVEPEACE」「思いやりを持てる世界に」といった平和への願いや「今までの歴史をつないでゆく」

「語り継いでいこう」という抱負など、思い思いに書いてもらいました。

見学の最後には、「ふるさと」を全員で合唱しました。それぞれの思いを込めた歌声が、館内に響き渡りました。

全員で記念写真!!またいつか……