「私たちが伝える記憶」~戦争体験の継承をテーマとした動画~

舞鶴引揚記念館では国内外の施設と連携しながら、引き揚げ及びシベリア抑留の史実や平和の願いを発信しており、戦後75年となる2020年、平和祈念展示資料館(東京都・新宿区)と戦争体験の継承をテーマにした映像作品を共同で企画・制作しました。

戦争体験の継承が難しくなっている今、若い世代の人たちにシベリア抑留を知ってもらいたい、体験者の記憶を伝えることの大切さを感じて頂ければと思います。

英語版引揚紙芝居『シベリアからやって来たクロ』が完成

 舞鶴引揚記念館では収蔵資料のユネスコ世界記憶遺産登録を契機として、引き揚げ及びシベリア抑留の史実や平和の願いを国内外に広く発信するため、海外の関係都市との調査・交流や「ICOM(国際博物館会議)京都大会2019」関連事業などを通じて海外への発信にも積極的に取り組んでいます。

この度、海外発信の取り組みの一環として、京都府立東舞鶴高校(校長 塩尻徹)と連携し作成を進めてきた英語版引き揚げ紙芝居『シベリアからやって来たクロ』」が完成しました。ぜひ、ご覧くださいませ。

シベリアからやってきたクロ≫

  シベリアの収容所で日本人の抑留者が飼っていたメスの犬のことです。全身が黒かったためクロという名前がつけられました。とても人なつっこくて抑留者たちからはとても可愛がられていました。昭和31年(1956)12月24日早朝、シベリアからの最後の引揚船がナホトカ港を出発すると船を追いかけるように、流氷ただよう海へクロが飛び込みました。その後、船に乗せられ、シベリアで一緒に生活した仲間として日本へとやってきました

 

参加した東舞鶴高校生徒の視聴の様子    

終了しました。舞鶴引揚記念館 全国巡回展 in 横浜 

終了しました。 沢山ご来場、誠に有難うございました!

3月17日(水)より、開催中です。お近くの皆さま、ぜひお越しくださいませ。

舞鶴引揚記念館 全国巡回展 in 横浜

~引き揚げの記憶と平和への願いを世界へ!未来へ!~ を開催します。


舞鶴市では、忘れてはならない引き揚げの史実を後世に継承する事業として、引揚港の歴史を有する全国の都市と連携し、平成28年度から全国巡回展を開催しています。

👉チラシのPDFはこちら

 

舞鶴市が所蔵する「シベリア抑留」と「引揚事業」に関する資料のユネスコ世界記憶遺産登録を契機として、世界的にも類を見ない引揚事業において、引揚者を受け入れた引揚援護局開設地及び引揚港としてその役割を果たした全国のまちとの連携協力を得て、薄れゆく引き揚げの歴史と平和の願いを国内外に発信する巡回展を今回は横浜で開催します。

開催日時等

期間2021年3月17日(水)-3月23日(火) 10時30分~19時

※ 17日(水)は11時30分開場。23日(火)は17時に終了。

場所横浜赤レンガ倉庫1号館2階スペース

   横浜赤レンガ倉庫1号館HPはこちら↓

住所〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1-1

入場無料

 

展示概要

「引揚事業」「シベリア抑留」に関する展示

(1) ユネスコ世界記憶遺産登録資料(レプリカ)

・「白樺日誌」、抑留体験画、俘虜用郵便葉書、シベリア抑留者の帰還を待つ家 族の資料

(2) シベリア抑留中に使用していた生活用品(原物資料)

・外套、帽子、手袋、ブーツ、麻雀牌、水筒、飯盒、スプーン

(3) 引き揚げのまち「舞鶴」の紹介(写真、パネル)

(4) 引揚事業、シベリア抑留について(パネル)

(5)「引揚桟橋」とその付近にあった「歓迎塔(模型)」

②体験コーナー

シベリア抑留中の食事「黒パンの天秤ばかり」体験コーナー

 抑留中の食料の分配を、黒パンと天秤ばかりの模型を使って体験

③ウズベキスタン抑留「~抑留から交流へ~」に関するパネル展示 

(1) 海外引き揚げがつなぐ「舞鶴とウズベキスタン」の縁の紹介(パネル)

(2) ウズベキスタン抑留(パネル、タペストリー、実寸大のプレート)

④映像による紹介

(1) 引揚記念館制作動画

「引き揚げを支えた人々の物語①端野いせ ②北田利 ③坂井仁一郎」の上映

(2) 「引き揚げのあゆみ」や引き揚げ犬となった「クロ」の実話をもとにした紙芝居「シベリアからやってきたクロ」の映像などを上映

 

新型コロナウイルス感染対策

〇来場は、必ずマスクを着用し、手指アルコール消毒をお願いします。

〇体調不良(発熱、強いだるさ、咳、咽頭痛などの症状)方は、入場をご遠慮お願いします。

〇今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況により、再度日程変更や中止する場合があります。

〔主催〕京都府舞鶴市

舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会

〔後援〕横浜市教育委員会

英語案内ガイド育成研修会 ①

 3月13日(土)、「英語」案内ガイド育成研修会を開催しました。3回講座の第1回目で、英語での自己紹介の後、学芸員からの講話、館内見学について受講して頂きました。
 今回の講座は初めての取り組みで、英語による館内ガイドができる人材を発掘することを目的に開催しました。皆さん、熱心に取り組んでおられました。今後のご活躍が楽しみです!
講師の鈴木先生からのお話

英語での自己紹介

~取材速報~ 【Japan Forward】

 
 舞鶴引揚記念館に収蔵されているシベリア抑留と引揚に関する資料。その史実を後世に伝えていく活動の中で、単なる「次世代への継承」でなく、「次世代による次世代への継承」という、若い高校生が積極的にその役割を担ってきていることを、世界で147万人以上がフォローしている英字WEBメディア「JAPAN Forward」のジャーナリスト、Arielle Busettoさんが取材に来られました。記事が掲載されたらまた報告します!
取材を受けてくれた東舞鶴高校の2年生
青いバスの前で、先生方

平和学習〈2021/3/10〉 【海上自衛隊第4術科学校 様来館】

 3月10日、海上自衛隊第4術科学校の皆さんが来館されました。海を就労、生活の場としている海上自衛官の仕事は、非常に高い専門性を要求されることから様々な「職種」毎に業務を分業化されているようで、第4術科学校では「経理」「補給」などの業務について専門的に学ばれているそうです。今回はDVDを視聴し、NPO法人舞鶴・引揚語りの会からの説明を聞いた後、館内を見学されました。ご来館ありがとうございました。
<参考>海上自衛隊第4術科学校 https://www.mod.go.jp/msdf/fourmss/
    【引揚記念館スタッフよりご挨拶】
       【館内を自由見学】

教育旅行〈2021/3/9〉 【同志社国際高等学校 様】

 3月9日、同志社国際高等学校の140名の生徒さんが来館されました。舞鶴引揚記念館にとって、2021年になって初めての教育旅行の団体のお迎えになりました。引揚体験者のお話を動画で聞いた後、NPO法人舞鶴・引揚語りの会の案内により館内を見学頂きました。ご来館ありがとうございました。
<参考>同志社国際中学校・高等学校   http://www.intnl.doshisha.ac.jp/

土日祝限定「語り部ツアー」開催中!

 皆様に大好評いただいております、「語り部ツアー」が3月から復活しました。引き揚げやシベリア抑留の史実や展示品に込められた想いをNPO法人舞鶴・引揚語りの会の語り部が紹介します。ぜひ、ご参加ください。
 ◆日時:毎週土・日曜、祝日 午前11時から約30分間
 ◆予約:不要(10時50分から展示室入り口前で受付)
 ◆料金:無料(入館料は必要です)

65年前の3月6日に航海練習船の「大成丸」が入港

~引揚船と共に振り返るシベリア抑留~
 65年前、昭和31年(1956年)の3月6日、ナホトカから航海練習船の「大成丸」が19人の引揚者を乗せて舞鶴に入港しました。航海練習船と使われていた「大成丸」はこの時が引揚船として2回目の舞鶴港への入港でした。1回目はこの3ヶ月ほど前で、昭和30年12月11日にナホトカから43人の引揚者を乗せてきています。舞鶴港への引揚船として入港はこの2回だけとなり、合計62名の引揚者にとって思い出の船となっています。
  舞鶴引揚記念館 FB(こちらをクリック)で詳細をご紹介しています。
 ご両親や祖父母が舞鶴に引き揚げて来られた方という方が日本中に沢山おられます。写真を見て思い出されるかもしれません。FBをご覧いただき、シェア頂けると助かります。

2月最後の引揚船入港記念日は「間宮丸」(2月27日)

~引揚船と共に振り返るシベリア抑留~
 75年前、昭和21年(1946年)の2月27日、韓国、釜山を出た「間宮丸」が8人の引揚者を乗せて舞鶴港に着きます。「間宮丸」は翌月、3月21日にも釜山から舞鶴に入港。この時は46人の引揚者を連れて帰ってきており、舞鶴港への入港記録はこの2回のみ。「間宮丸」は、昭和4年建造の、他の引揚船と比較すると小型の63.0×9.9mの貨物船でした。
  舞鶴引揚記念館 FB(こちらをクリック)で詳細をご紹介しています。
 ご両親や祖父母が舞鶴に引き揚げて来られた方という方が日本中に沢山おられます。写真を見て思い出されるかもしれません。FBをご覧いただき、シェア頂けると助かります。