新年、明けましておめでとうございます。
引揚記念館では、今年も新たなチャレンジをしながら、平和の尊さを発信していきますので、応援よろしくお願いいたします。
皆さまにとって、2021年が素晴らしい年となりますように。
戦後、海外引き揚げ開始75年の節目となった2020年。
コロナウィルス感染症により、予定通りに出来ないこともありましたが、
引揚記念館としての役割を改めて考える、大切な1年になりました。
そんな引揚記念館の2020年を振り返る「The memory of 2020」をどうぞ。
舞鶴引揚記念館は、2020年12月29日(火)から2021年1月1日(金・祝)休館となります。
新年は1月2日(土)から開館いたします!
※館内のカフェスペース「羅針盤」の営業は1月3日からです。
休館中は館内の見学はできませんが、引揚記念館の立地する引揚記念公園の散策と復元された引揚桟橋はご見学いただけます。
引揚記念公園の展望台までは駐車場から徒歩で約8~10分。
引揚記念公園から復元された引揚桟橋までは車で記念館から約2~3分です。
【年末年始】舞鶴市観光施設 開館状況
これから年末年始や成人式を迎えるにあたり、帰省や新型コロナウイルスによって遠くへの外出を控えられる方もあるため、市民の方にも改めて引揚記念館所蔵の記憶遺産登録資料を身近に感じていただくよう、下記のとおり令和3年1月17日(日)まで一部展示内容を変更して会期を延長いたしますのでお知らせいたします。
▶延長期間
▶展示場所
会 場:舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室
(京都府舞鶴市字平1584引揚記念公園内)
入 館 料:一般…個人400円、団体300円/学生…個人150円、団体100円
▶展示内容
国内および舞鶴引揚記念館所蔵の記憶遺産登録資料を紹介します。また、新たに普段は収蔵庫に保管している資料も追加で紹介します。
▶新規展示
舞鶴への生還
・冊子『引揚の概況』、『引揚援護の栞』、『帰還するみなさまへ』 3点
・羽根田光雄氏・木内信夫氏 絵画 15点
『引揚援護の栞』
舞鶴で引き揚げが開始された当時は西舞鶴港で業務が行われていました。引揚船内で配布された栞には、上陸してから故郷へ帰るまでのスケジュールや手続きや、それをおこなう上安寮の地図などが記されています。 |
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羽根田光雄氏 絵画 | |
木内信夫氏 絵画 |
▶継続展示
・慶長遣欧使節関係資料・御堂関白記・朝鮮通信使に関する記録・上野三碑 写真パネル
・舞鶴への生還 「スケッチブック」、「ハバロフスク第2収容所での集合写真」、羽根田光雄氏・木内信夫氏絵画 4点
12月11日(金)FMまいづるに出演させてもらいました‼
放送内容は、ポッドキャストからも聴けますので、「聞き逃した」という方は、下記のリンクから、ぜひお聴きください。FMまいづるさんには引揚記念館の取組をいつも応援頂いております。ありがとうございます。
fm
戦後75年が過ぎ、引き揚げの記憶が風化しつつあるなか、来館者特に若い世代の引き揚げの史実への理解や関心を深めていただくことを目的に、スマートフォンアプリ LINE(ライン)を使った人気の謎解きゲームブランド「たぬき探偵ジェリー(維新エンターテインメント株式会社)」とコラボした非接触型ゲームを実施しますので、お知らせします。
【事業名称】
LINEゲーム「舞鶴引揚記念館 託されたメッセージ」
【実施期間】
令和2年12月10日(木)~ 令和3年3月31日(水)
PDFチラシ |
【事業内容】
「たぬき探偵ジェリー」は維新エンターテインメント株式会社が展開する、これまでに150カ所以上で展開されている謎解きゲームブランドで、参加者自身が主人公となって、実際に謎を解きながらゲームを進めていく体験型コンテンツです。
今回は参加者が「たぬき探偵ジェリー」の助手となり、引揚者から託されたメッセージを見つけ出すものです。(※ゲームのストーリーはフィクションです)
【ゲームの参加について】
▶参加方法 | スマートフォンアプリLINEをダウンロードして、
専用QRコードよりゲーム用LINEアカウントを登録。 |
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▶参加費 | 無料(引揚記念館入館料は必要です) | |
▶遊び方 |
①「スタート」と送付して、遊び方やストーリーを受け取り。 ②館内4カ所に掲示された「キーワード」を送って、 「謎」を受け取り。 ③「答え」を送付して、合っていれば「合言葉のかけら」が 届きます。 ④ 4つの謎を解き、「合言葉のかけら」を集め、 「合言葉」を完成させクリア。 |
※クリアした参加者には、オリジナル缶バッジをプレゼント
募集は終了いたしました。
舞鶴引揚記念館は昭和63年4月、第2次世界大戦の終結に伴う海外からの引き揚げの歴史を広く後世に伝えるとともに、恒久平和を祈念するために開館しました。
戦後75年が経過し、引き揚げやシベリア抑留の記憶が薄れゆく中、戦争を知らない世代の来館者が増加し「語り部」の存在はますます重要になってきています。
引き揚げ当時の時代背景や展示資料に込められた想い、また、「引き揚げ」や「抑留」の史実とあわせて、あたたかく引揚者を迎えたまちの歴史を語り継ぎ、より充実した継承事業を行うため「語り部」養成講座を実施いたしますのでご応募ください。
▲令和元年度 語り部養成講座の様子 |
▲コロナの影響で延期になりましたが、開催することができました |
令和3年2月6日(土)、2月20日(土)、3月6日(土)、3月20日(祝・土)
計4日間 いずれも13時~16時
場 所 舞鶴引揚記念館 セミナールーム
主 催 舞鶴市
実 施 NPO法人舞鶴・引揚語りの会
募集期間 令和2年12月1日(火)から令和3年1月15日(金)まで
定 員 20名(先着順)
※ファックスの場合は「語り部養成講座」受講の旨を明記してください。
受講料 無料(入館料も無料)
その他 12講座中9講座以上の受講者に修了証書を授与します
募集は終了いたしました。
これまでの世界記憶遺産登録への取り組みやICOM(国際博物館会議)京都大会などを通じて、国際的な交流が進んできており、また、近年、舞鶴港へ寄港する海外クルーズ船の増加により、引揚記念館への海外からの来館者が増えつつあります。
このような状況の中、初めての取り組みとして、今後のコロナ収束後を見据えて、訪日外国人来館者に対して、「英語」による館内ガイドができる人材を発掘し、育成を進めていくための研修会を開催することとし、その受講者を募集いたしますのでお知らせします。
【目的】
戦後75年が過ぎ、薄れゆく引き揚げやシベリア抑留、そして13年間にわたり66万人もの引揚者をあたたかく迎えた舞鶴の引き揚げの歴史など、忘れてはならない史実を未来に、世界に語り継いでいくため、訪日外国人来館者に対して、「英語」による館内ガイドができる人材を発掘・育成する研修会を開催する。
【開講日時】
令和3年1月16日(土)、令和3年1月23日(土)、令和3年1月30日(土)の計3日間、
いずれも、午前10時 ~ 12時(正午)まで。
【場所】
舞鶴引揚記念館 セミナールーム
【 主催】
舞鶴市、舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会
【 募集期間】
令和2年12月1日(火)から令和2年12月21日(月)まで
【募集対象者及び定員】
日常英会話(英語)ができる方、10名程度
【申込方法】
住所、氏名、電話番号を明記して、電話(0773-68-0836)、FAX(0773-68-0370)メール(maizuruhikiagekinenkan@nike.eonet.ne.jp)で舞鶴引揚記念館にお申込みください。
【受講料】 無料(入館料も不要)
研修日 | 内容 |
令和3年
1月16日(土) 午前10時~12時 |
・開会、受講者自己紹介、講師紹介ほか
・引き揚げ・シベリア抑留等の史実の概要説明と館内見学 ・引揚記念公園、桟橋の見学 |
1月23日(土) 午前10時~12時 |
・英語による館内展示案内の研修 |
1月30日(土)
午前10時~12時 |
・英語による館内展示案内の実践 ・外国観光客対応の研修 (声掛け、心構え、コミュニケーション等) |
【その他】
受講者には、英語による館内ガイドのボランティアとして、クルーズ等による訪日外国人来館者がある場合に御協力をお願いすることがあります。
チラシPDF⇒こちら
シベリア抑留地の一つであるウズベキスタン共和国と舞鶴市は、抑留の歴史が縁で東京オリンピック レスリング・柔道協議のホストタウンとして交流が進んでいます。
舞鶴市にある日星高校と同国の日本語学校ノリコ学級がリモート交流された時の様子です。当日は引き揚げの歴史を紹介していただきました。
日星高校のブログでも当日の様子が紹介されています。
舞鶴市は、第二次大戦後の満洲やシベリア抑留のからの引揚者を迎えたまちとして、戦争の惨禍によって生じた抑留と引き揚げを後世へ伝え、平和のメッセージを世界へ発信するため、平成30年(2018)に10月7日を「舞鶴引き揚げの日」として条例制定しました。
△『舞鶴引き揚げの日条例』
△『舞鶴引き揚げの日』 ロゴマーク
皆さんに折って頂いた9107羽の折り鶴でロゴマークを作成。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
制作の様子はこちらから(引揚記念館YouTubeチャンネル)
舞鶴引揚記念館では、昭和63年(1988)の開館以降、引揚体験者や舞鶴市民の皆さんと共に引き揚げとシベリア抑留の史実を継承するとともに、平和の尊さを国内外に発信する取り組みを進めてきました。
戦争を知る世代が少なくなる中、引き揚げやシベリア抑留の史実、また、博愛の精神をもって引揚者を迎え入れた舞鶴の歴史を未来へ継承するとともに、平和への意識の高めてさらなる取り組みを進めていくことが大切であると考え、舞鶴港に最初の引き揚げ船「雲仙丸」が入港した日10月7日を「舞鶴引き揚げの日」と条例制定しました。
△「サハリンのホルムスク(真岡)からの引き揚げ最終船 白山丸」
昭和33年(1958)9月7日撮影
舞鶴市では、昭和20年10月7日に入港した最初の引揚船「雲仙丸」から昭和33年9月7日の最後の引揚船「白山丸」の入港までの13年間にわたり、およそ66万人と遺骨1万6千柱を迎え入れました。
当時の舞鶴の人々は、終戦直後で食糧も物資も充分でなく自分たちの生活もままならない状況でしたが、お茶やふかし芋をふるまい心身ともに疲れ果てた引揚者を、まちぐるみであたたかく迎え入れました。これらの記憶は、次世代の子供たちにも伝えたい「まちの歴史」です。
△「南桟橋で引揚者を出迎える人々」昭和31年(1956)12月26日撮影
△「シベリア抑留から帰還した兵士を出迎える舞鶴市民」撮影年不詳
△舞鶴港で再会果たした引揚者 撮影年不詳
『舞鶴引き揚げの日』の制定をきっかけとして、戦争を知らない世代にわかりやすく「引き揚げの史実」を語り継ぎ、「あたたかく引揚者を迎え入れたまちの歴史」を伝え、平和への願いを発信するさらなる取り組みを進めていきます。
「引き揚げやシベリア抑留の史実」「まちぐるみで引揚者を迎え入れたまちの歴史」「恒久平和への願い」を、まちぐるみで次世代へ継承する取り組みへとつないでいくため、協働で目指す「3年間で市民認知度100%プロジェクト」を立ち上げました。
《取り組み例》
まずは市民の皆さんに「10月7日 舞鶴引き揚げの日」を知っていただこうとPR活動をしており、現在、引揚記念館では 「舞鶴引き揚げの日」の制定趣旨に賛同し、PR活動に協力していただける個人・事業所・団体の皆様を募集しています。
◆ポスターの掲示
◆のぼり旗の掲出
◆ステッカーによるPR(車用)
◆ホームページや機関誌で「引き揚げの史実」の情報発信
◆地域・協力団体向け出前講座
◆イベントへの参加
その他にも、認知度を高める自主的な取り組みや協働で行う事業提案など、舞鶴引揚記念館(TEL:0773-68-0836/FAX:0773-68-0370)までご連絡ください。
協力事業所・団体・個人の皆さま(令和2年度 お申し出順)
・海の京都DMO観光協会 様
・NPO法人まいづるネットワークの会 様
・NPO法人舞鶴・引揚語りの会 様
・FMまいづる 様
・京都銀行西舞鶴支店 様
・京都銀行東舞鶴支店 様
・京都北都信用金庫余内支店 様
・京都北都信用金庫倉梯支店 様
・京都北都信用金庫倉梯支店南浜出張所 様
・京都北都信用金庫田中支店 様
・京都北都信用金庫中舞鶴支店 様
・京都北都信用金庫東舞鶴中央支店 様
・京都北都信用金庫東舞鶴中央支店市場出張所 様
・京都北都信用金庫舞鶴港支店 様
・京都北都信用金庫舞鶴中央支店 様
・公益財団法人舞鶴青年会議所 様
・舞鶴市茶道連盟 古儀茶道薮内流竹風会 様
・舞鶴市茶道連盟 茶道裏千家淡交会 様
・舞鶴市茶道連盟 茶道表千家紫友会 様
・社会福祉法人舞鶴市社会福祉協議会 様
・ショッピングセンターらぽーる 様
・PAUネット 様
・ホテルアルスタイン 様
・ホテルベルマーレ 様
・舞鶴華道連盟 様
・舞鶴観光ガイドボランティアけやきの会 様
・舞鶴自治連・区長連協議会 様
・舞鶴東ロータリークラブ 様
・舞鶴引揚記念碑を守る会 様
・ヘアーサロン アッピア 様
・エー・アンド・ヴィ・タナカ 様
・株式会社 モトキ 様
・国際ソロプチミスト舞鶴 様
【折り鶴アート協力団体】
・中筋小学校区地域放課後児童クラブ③クラブ 様
・高浜町おやジィーの会 様
・PALET 様