明けましておめでとうございます
2024年が皆様にとって、素晴らしい年となりますようにお祈り申し上げます。
本年も、平和の尊さを発信してまいります!
応援、引続きよろしくお願いいたします。
引揚記念館は 2024年1月2日より開館 いたします。
ご来館お待ちしております。
【平常通り9時から17時まで開館。入館は16時半まで】
※ 1月3日(水)は、休館日となります。
※ 「桟橋カフェ」は、1月4日(木)からの営業です。
今年もよろしくお願いいます |
明けましておめでとうございます
2024年が皆様にとって、素晴らしい年となりますようにお祈り申し上げます。
本年も、平和の尊さを発信してまいります!
応援、引続きよろしくお願いいたします。
引揚記念館は 2024年1月2日より開館 いたします。
ご来館お待ちしております。
【平常通り9時から17時まで開館。入館は16時半まで】
※ 1月3日(水)は、休館日となります。
※ 「桟橋カフェ」は、1月4日(木)からの営業です。
今年もよろしくお願いいます |
舞鶴引揚記念館は、2023年12月29日(金)から2024年1月1日(祝)まで休館となります。
新年は1月2日(火)から通常どおり開館いたします!【1月3日(水)は休館日となります】
※館内のカフェスペース「桟橋カフェ」の営業は1月4日(木)からです。
休館中は、館内の見学はできませんが、引揚記念館の立地する引揚記念公園の散策と復元された引揚桟橋はご見学いただけます。
引揚記念公園の展望台までは駐車場から徒歩で約7分。
引揚記念公園から復元された引揚桟橋までは車で記念館から約3分です。
冬季(12月~翌年3月頃)の積雪・凍結した地面や路面は、転倒する危険があります。
⛄降雪時には、十分注意してください。
本展では、当館が所蔵する回想記録絵画において最も多い242点の作品を遺されたシベリア抑留体験者・吉田勇氏の作品を通して、厳しい抑留の様子をお伝えするとともに、過酷な環境下の中にも労働の合間には心休まる瞬間があったことを紹介します。
◇展示期間 令和5年9月2日(土)~ 令和5年11月5日(日)
※展示期間中の休館日:毎週水曜日
◇場 所 舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室
(企画展は無料。別途入館料が必要です)
◇展示内容
シベリア抑留では過酷な環境下においても、労働と労働の合間の休息時間、ソ連の人びととの交流など、そうした時には緊張感や不安感から解放され心休まる瞬間があったことはあまり知られていません。
どのような環境下においても人が生きる上で精神的な支えや安寧がとても大切であることが収蔵絵画を通じてお伝えできればと思います。
◇展示資料
【総点数 19点】
・素描 15点 ・油彩 3点 ・着彩 1点
❖ 吉田 勇 氏 略歴 ❖
大正12年(1923)12月 奈良県大和高田市生まれ 昭和19年(1944)10月 現役入隊後、満洲へ渡る 昭和20年(1945)終戦後、ウラジオストックの北約100㎞に位置する町 ヴォロシーロフ(現 ウスリースク)などに抑留される 昭和22年(1947)7月 英彦丸で舞鶴に帰還。復員(帰還)後は奈良県内 米穀商や映画館経営などをおこなう 昭和62年(1987)吉田勇氏より回想記録画5点を舞鶴市に寄贈 平成12年(2000)6月14日 逝去 76歳 平成25年(2013)5月20日 ご家族より回想記録画237点を寄贈 |
『天幕張り』
制作 1988年 素描 ウラジオストックから帰国してもらうが、婦女子を先行させるとので、君たちはここで待機していてもらうということで、連れてこられたルイチキという大平原の真只中で仮の宿舎としての天幕はりを各分隊毎にすることになった。我々は、帰国までもうしばらくのことがと信じていたので分隊競いあって、天幕はりに従事したものであった。 昭和20年9月初旬 画集「一兵士のダモイへの道」より |
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『収容所見物のソ連人』 制作 1984年 素描 ウォロシロフ収容所の頃は作業より帰所し夕食までの短時間にソ連人によくタバコをせびりに行ったものである。中略〉そのごろのソ連人は満州より略奪してきた背広を着用しており、襟元を裏返しにすれば日本人名が見える。〈中略〉中には私らの眼から見れば余りにもトンチンカンな改装もあり笑ったものだ。 昭和21年5月頃 画集「一兵士のダモイへの道」より |
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『火打石』 制作 1984年 素描 ソ連労働者と一緒になり作業中の休憩のとき、ソ連人よりタバコを分けて貰った。火をつけるのはどうするかと見ていると原始的な火打石即ちロシア式ライターを巧みに使うのには感心した。あの時のマホルカの味は実にうまかった。 昭和22年5月頃 画集「一兵士のダモイへの道」より |
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チラシ表面PDF→こちら |
チラシ裏面PDF→こちら |
舞鶴引揚記念館内の喫茶・売店等コーナーでの営業店舗(1店舗)の出店者を募集しておりましたが、下記事業者に決定いたしました。
合同会社Sound & Kitchen
今回の企画絵画展「シベリア抑留画展~いろいろな抑留~」では、当館が収蔵するシベリア抑留体験者が描いた約1300点の一部を紹介します。回想記録画には、つらく苦しい抑留生活の中で、その様子をありのままに描写をするモノもあれば自身の抑留体験をユーモアを交えて表現するモノもあります。抑留体験者が抑留をいろいろな側面から捉えていたことがわかります。回想記録画をとおしてシベリア抑留の多面性を多くの方に知っていただければと思います。 |
🔷展示期間
令和5年4月22日(土)~ 令和5年8月27日(日)
※展示期間中の休館日:毎週水曜日(祝日の場合はその翌平日)
※開催期間を延長しました。
(変更前)7月9日(日)まで ⇒ (変更後)8月27日(日)まで
🔷場所
舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)
🔷主な展示資料
総点数 18点
・油彩画 5点
・水彩画 10点
・素描 2点
・複製 1点
『ラーゲリの夕餉』 鈴木 銀造 氏 |
『ラーゲリの演芸会』 (上段) 『日本からのハガキ』 (下段) 斉藤 邦雄 氏 |
チラシ(表面)PDF | チラシ裏面 PDF |
舞鶴引揚記念館で活動する中学生・高校生等で構成される
「学生語り部」18人が令和5年3月25~27日(2泊3日)に
沖縄を訪問しました。
舞鶴と同じく日本や海外からの帰還(引き揚げ)の歴史を持つ沖縄。
ひめゆり平和祈念資料館や久場崎引揚港跡などを視察し、
沖縄戦や沖縄の引き揚げについて学ぶフィールドワークなどを実施しました。
今回の研修では、事前に2度にわたる交流を実施した琉球大学も訪問。
学生語り部はシベリア抑留や引き揚げについて発表し、琉球大生と平和について考えるワークショップを行いました。
沖縄事前研修
沖縄訪問前に自分たちで訪問先について調べました。
沖縄研修
ひめゆり平和祈念資料館では琉球大学大学院の方が案内してくれました。
平和祈念公園の平和の礎(いしじ)を前に話を聞きました。
久場崎引揚港跡では中城村護佐丸歴史資料館長に解説いただきました。
琉球大学生との交流
フィールドワークを踏まえて大学生とのワークショップにのぞみました。
嬉しいこと、楽しいことなど付箋に書き出しましてグループごとに
意見をまとめ、みんなで「平和」について考えました。
婚活情報メディア「まりおねっと」において、京都の特におすすめのデートスポットの1つとして紹介されました。
令和5年2月4日(土)にミュージアムトーク「うるまの島の引き揚げ」を開催しました。「うるま」は沖縄の古語で「美しい」などを意味しています。
今回のミュージアムトークでは沖縄の引き揚げを主題として、沖縄戦から戦後沖縄における外地等からの引き揚げ、沖縄の戦後復興について沖縄県中城村にある中城村護佐丸歴史資料図書館の濱口寿夫館長と琉球大学 人文社会学部琉球アジア文化学科の中村春菜准教授に講演いただきました。
ミュージアムトークのあと、学生語り部が濱口館長、中村准教授と琉球大学の学生のみなさんを館内案内しました。
館内案内終了後に、琉球大学の学生の皆さんが、当館の学生語り部に沖縄戦や戦争がもたらした沖縄の現状についてプレゼンをおこない、質疑応答などをおこないました。
琉球大学の学生のみなさんとは、これまでに数回リモートと沖縄で交流をおこないましたが、今回は初めて舞鶴での対面交流となりました。
直接会ってお互いの顔を見ながらお話をするのはやはりいいものでした。