終了しました。「シベリア抑留・引き揚げ画展」開催のお知らせ

戦後80年事業として、「舞鶴引き揚げの日」に併せ、舞鶴引揚記念館に収蔵するシベリア抑留画や満州国からの引き揚げを描いた漫画家の作品1,365点の中から約140点の絵画を展示します。多面的な場面を伝える絵画を通して戦争や引き揚げを知らない世代にも視覚的に歴史を体感していただけます。

なお、引揚記念館の外で100点を超える絵画展を開催するのは、2005年以来20年ぶりとなります。

 

開 催 場 所   舞鶴市総合文化会館  ⼩ ホー ル・ 展 ⽰ 室   ≪入場無料≫

開 催 ⽇ 時   令 和 7 年 1 0 ⽉ 7 ⽇ (⽕) ~ 1 2 ⽇ (⽇)

                            ※9 時 か ら 1 7 時 (7 ⽇ は 1 2 時 か ら)

展 ⽰ 作 品   約 1 4 0 点

展 ⽰ 協 ⼒   NPO 法 ⼈ 舞 鶴‧ 引 揚 げ 語 り の 会

 

▲「深夜の点呼」

佐藤 清氏

▲「引揚船は大きくたくましく見えた」

ちばてつや氏

▲「夜の雪中登山」

羽田 光雄氏

▲「去りし日の戦争への記憶」

渡邉 八郎尉門氏

              ▲「捕らわれびと」

                   関 豊氏

終了しました。舞鶴引揚記念館 戦後80年・海外引揚80年・ユネスコ世界記憶遺産登録10周年「 平和祈念式典」開催について

今年は戦後80年、海外引揚開始80年、そして舞鶴市所蔵の引揚関連資料がユネスコ世界記憶遺産に登録されて10周年という、舞鶴にとって大きな節目となります。多くのシベリア抑留体験者の年齢が100歳を超え、「体験者なき戦後の始まり」を迎えつつある中、舞鶴市は「次世代への継承」から「次世代による継承」へと取り組みを進めております。未来の平和のため、引揚の史実と平和の尊さを発信し続けるという誓いを新たに、次代を担う若者をはじめまちを挙げて「平和祈念式典」を開催いたします。

◆開催日時  令和7年10月12日(日) 13時〜16時 開場は12時

◆開催場所 舞鶴市総合文化会館  
 
◆内  容

第1部【式典】(進行:学生語り部) 

      ・黙とう

      ・献茶・献花(協力:舞鶴市文化協会)

      ・式辞(舞鶴市長)

      ・平和へのメッセージ(来賓挨拶)

      ・折鶴アート完成披露

      ・次世代からのメッセージ  

        小学校児童代表

        中学校生徒代表

      ・合唱 

        若浦中学校 全校生徒 各中学校 生徒代表各10名程度

≪曲目≫

「引揚者を迎える歌」

引き揚げ当時、引揚援護局に近かった旧大浦中学校(現若浦中学校)の教諭が作詞作曲して、引揚者の上陸時に生徒が歌って迎えた

 「故郷」

抑留中に遠い故郷を思いながらよく歌われた曲

▲昨年の式典の様子
▲昨年の式典の様子

 

第2部【市民音楽劇】「海のその先」

引き揚げをテーマに戦争から帰ってこない夫や息子を待つ家族や引揚者を出迎える舞鶴の人々に焦点を当てたオリジナル音楽劇。公募の舞鶴市民を中心に演技やコーラスで約100名が作り上げる舞台

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🔶式典会場での展示🔶

①「引き揚げが結ぶ国際交流展示」

    時間:12時〜17時

    場所:総合文化会館 ホワイエ

    内容:キルギス共和国訪問速報展や

  ウズベキスタンとの交流の足跡を展示します。

⓶「高校生の平和のメッセージ」

    時間:12時〜17時

    場所:総合文化会館 ホワイエ

    内容:東舞鶴高校と西舞鶴高校の書道部による平和のメッセージの作品展示

🔶式典会場での体験イベントなど🔶

 ①当時の食の体験 時間:12時〜 無くなり次第終了

    場所:総合文化会館 入口前広場

 内容:抑留中の主食となった黒パンや舞鶴でのおもてなしで振る舞ったふかし芋の食体験。

 協力:NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」

 ②呈茶 時間:12時〜 無くなり次第終了

     場所:総合文化会館 ホワイエ

 内容:舞鶴でのおもてなしで引揚者へのお茶の振る舞いや引き揚げの母と呼ばれる故木村千代子さんの意思を引き継ぐ式典での献茶にちなみ、舞鶴文化協会茶道連盟協力で実施。東舞鶴高校と西舞鶴高校の茶道部も参加。