H30.10.07 はじめての「舞鶴引き揚げの日」に平和祈念式典を開催しました

 

 

舞鶴引揚記念館開館30年・引揚最終船入港60年

舞鶴引き揚げの日制定記念

「平和祈念式典」と「スルタノフ館長との交流」

~平和への願いを未来へつなぐメッセージ~

 

 

引き揚げやシベリア抑留の史実と

13年間にわたり温かく引揚者を迎え入れた

まちの歴史を次世代へ継承するとともに

平和意識の高揚を図り、世界の恒久平和を念願することを目的に

 

引き揚げ第一船「雲仙丸」の入港日である

10月7日が「舞鶴引き揚げの日」に制定され、

 

その日に「平和祈念式典」を開催いたしました。

 

 

 

様々な想いを胸に、恒久平和を願うため、

関係機関や団体、市内小中学生など

約300人の皆様に参加いただきました。

 

 

 

舞鶴市長の式辞から始まった式典の様子

 

 

引き揚げ当時、舞鶴市民は引揚者の方々に

お茶のふるまいや生け花などで

温かくお迎えをした歴史があります。

 

その歴史と当時の舞鶴市民の方々の想いを受け継ぎ

献茶と献花をおこないました。

 

 

地元の若浦中学校 生徒会代表による平和へのメッセージ

地元の大浦小学校 児童会代表による平和へのメッセージ

 

国内外よりご臨席をいただいた皆様の紹介の後、

若浦中学校の生徒による合唱が行われました。

 

 

閉式の後、

当時の食体験として、

舞鶴・引き揚げ語りの会 と 舞鶴文化協会茶道連盟 のご協力で

コーリャンのお粥とふかし芋、呈茶のふるまいをいたしました。

 

 

 

 

今年度の平和祈念式典は、

未来を担う次世代も多く参加し

平和への願いを発信する機会として

素晴らしい式典となりました。

 

 

今後も当館は

薄れゆく海外引揚事業の史実と、

再び繰り返してはならない戦争の悲惨さ、

そして平和への願いを発信するため、

尽力してまいります。