終了しました。舞鶴引揚記念館 「舞鶴引き揚げの日 平和祈念式典」の開催について

 多くの引揚者をあたたかくお迎えした「引き揚げのまち」舞鶴市では、戦後76年が経ち、薄れゆく海外引揚事業の史実と繰り返してはならない戦争の悲惨さを後世に語りつぎ、平和への願いを発信する機会として平和祈念式典を開催しますので、お知らせします。

 また、「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料をはじめ世界的に重要な資料を多くの方に、ご覧いただき関心を高めていただくよう式典を開催する10月10日を一日無料開放します。

 ◆開催日時  令和3年10月10日(日)午後2時から
 ◆開催場所  引揚記念公園  
 ◆主  催  舞鶴市
   協  力  舞鶴文化協会、舞鶴・引揚語りの会
 ◆内  容 

  ・興安丸時鐘点打
  ・黙とう
  ・式辞
  ・献茶(舞鶴文化協会)            
  ・献花(舞鶴文化協会)
  ・平和へのメッセージ
   (来賓、若浦中学校生徒会代表、大浦・朝来小学校児童会代表)

 

終了しました。10月7日「舞鶴引き揚げの日」セレモニーの開催について

「舞鶴引き揚げの日」について

舞鶴市では、引き揚げやシベリア抑留の史実と引揚者をあたたかくお迎えしたまちの歴史を次世代へ継承するとともに、平和に対する意識の高揚を図ることを目的に、引き揚げ第 1 船の入港日である 10 月 7 日を「舞鶴引き揚げの日」として平成 30 年度に制定しており、下記のとおりセレモニーを開催しますのでお知らせします。

(1)日時: 令和3年10月 7 日(木) 14時10分~14 時20 分
(2)会場: 舞鶴引揚記念館セミナールーム
(3)内容 :

①黙とう(「興安丸」の時鐘を点打)

②折り鶴アートのお披露

③挨拶(舞鶴引揚記念館長)

 

ポスターPDF 今年の折り鶴アートデザイン

 

~折り鶴アート「舞鶴引き揚げの日」の作成~
「舞鶴引き揚げの日」の認知度アップの取組の一つとして、昨年から、折り鶴を使った“折り鶴アート"に取り組んでいます。今年の“折り鶴アート"は、多くの引揚者をあたたかくお迎えした舞鶴市民を象徴する「引揚の母 田端ハナさん」をモチーフに引揚船をお迎えした様子をデザインした 1.5m×1.5m のボードに、市民の皆さんや来館者に折って頂いた約 1 万羽の折り鶴を貼り付けるもので、現在、作成を進めています。
当日は、奈良県から修学旅行で来館する宇陀市立榛原東小学校の皆さんにも参加いただき、完成させる予定です。

 

 

終了しました。舞鶴引揚記念館 令和3年度 第2回企画展『こどもたちのお出迎え』について 開催期間延長します 《8/20~9/30は臨時休館しております》

戦後の混乱の中、海外から引き揚げてきた人々を舞鶴の小・中学校のこどもたちは「おかえりなさい」「ごくろうさまでした」と手や旗を振ってお出迎えをしました。また、引揚援護局へ出向いて歌やお遊戯などの慰問も行いました。こどもたちの愛らしく一生懸命な姿は故郷へ思いをはせ、新たな一歩を踏み出そうとしている引揚者の心を和ませました。本企画展では、引揚援護局内の様子やこどもたちの慰問、引揚直後の人々などを当時の絵画や手記、写真などの資料でご紹介します。

(チラシ表pdf)

(チラシ裏pdf)

【展示期間】

令和3年7月31日(土)~ 令和3年 10月24日(日)

※展示期間中の休館日:9月16日(木)・10月21日 (木)

 

【場所】 

舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)

 

【展示資料 総点数 39点】

 

【主な展示資料】

・こどもの慰問等の写真パネル

舞鶴市内の小中学校の児童・生徒による慰問の様子の写真

児童たちは、学校が終わってからトラックやバスに乗せられて引揚援護局にて歌や踊り、お遊戯を披露した。

・感謝状(文部大臣から)                                          

昭和29年(1954)大浦中学校に対して、当時の文部大臣 大達茂雄から引揚邦人に対しておこなった引揚者のお迎えや歌、踊りの慰問といった数々の努力に対して贈られた感謝状。市内の他の学校では感謝状が贈られた記録は残るが、現存はしていない。

・当時の公文書やメモ

昭和28年(1953)に中国地方からの引揚者が入港するのに伴い、市を挙げて引揚者の歓迎会の催しが計画された。この時の引揚者の中には多くの就学年齢の子供がいたため、市内の小中学校から歓迎の慰問が計画され、児童や教諭も参加した。

・引揚者を迎える歌(若浦中学校) DVDなど

若浦中学校の前身である大浦中学校では、引揚船が入港する度にお迎えに繰り出し、引揚者を迎える歌を歌って歓迎した。現在の若浦中学校では、その歌を復元して令和元年から平和祈念式典などで披露している。

・援護局を描いた絵画

舞鶴港

羽根田光雄 氏

DDT消毒

羽根田光雄 氏

大浴場

羽根田光雄 氏

舞鶴での食事

羽根田光雄 氏

                               

羽根田光雄 氏プロフィール

明治43年(1910)    宮城県に生まれる

昭和10年(1935)    東京石川島造船所(現石川島播磨重工)入社

昭和20年(1945)    満州石川島重工出向する。8月に現地招集後、ソ連に抑留

昭和22年(1947)    舞鶴に帰国、石川島重工に復帰

平成10年(1998)  逝去

平成27年(2015)    引揚記念館に寄贈した絵画50点がユネスコ世界記憶遺産に登録

 

終了しました。「舞鶴引き揚げの日」 市民認知度100%プロジェクト

引き揚げやシベリア抑留の史実と、引揚者をあたたかくお迎えしたまちの歴史を次世代へ継承するとともに、平和に対する意識の高揚を図ることを目的に、引き揚げ第1船入港日である10月7日を「舞鶴引き揚げの日」として、2018年度に制定し、2019年から『「舞鶴引き揚げの日」協働で目指す市民認知度100%プロジェクト』に取り組んでいます。

9月13日(月)からの市役所ロビーでの特別展示をスタートに、今後も様々な取り組みを進めていきます。


1.市役所ロビー特別展示

「舞鶴引き揚げの日」を知っていただくためのきっかけづくりとして、市役所ロビーにおいて特別展示を行います。

♦ 展示期間 ♦ 令和3年9月13日(月)~10月8日(金)

♦ 場  所 ♦ 舞鶴市役所 本庁1階ロビー

♦ 展示概要 ♦ 

・A1パネルによる展示 

(引き揚げ・シベリア抑留の記憶・引揚港舞鶴・舞鶴市民のおもてなし など)

・引揚桟橋模型の展示

・「舞鶴引き揚げの日」ポスター及びのぼり旗の掲出

                ▲昨年度までの展示の様子

 

2.今後の取り組みの予定

 ①舞鶴引揚給食 

昨年に引き続き、市内の小学校・中学校で、引き揚げやシベリア抑留の歴史を通して、恒久平和への願いを高めてもらうことを目的に、引揚援護局で引揚者に提供されていたメニューを参考にした「舞鶴引き揚げ給食」を提供します。

⇦ 昨年度の「舞鶴引き揚げ給食

 

②「舞鶴引き揚げの日」セレモニー

「舞鶴引き揚げの日」である10月7日(木)にセレモニーを開催し、折り鶴アートのお披露目等を行います。

  👆 昨年度の折り鶴アート作品  👆 今年度の折り鶴アートデザイン

  ※ いずれも詳細は後日お知らせいたします!

終了しました。平和メッセージの記入と折り鶴アートへの参加

引揚記念館にご来館された際に、平和について考えて頂くきっかけとするため、平和のメッセージの記入と、折り鶴アートに使用する折り鶴を折って頂くコーナーを設置しています。

ご来館された際にはぜひご協力ください。

 

◆平和のメッセージの記入

8月15日(日)実施のキャンドルイルミネーションで使用するキャンドルカバーに平和のメッセージを記入していただきます。

    期間:8月1日(日)~8月15日(日)

 

【昨年度の様子】

メッセージ キャンドルイルミネーション

 

◆折り鶴の作成

「舞鶴引き揚げの日」を広く周知することを目的に「引き揚げの母 引揚船お迎えの様子」をかたどる折り鶴アートで使用する折り鶴を折っていただきます。 

    期間:8月1日(日)~9月30日(木)

 

折り鶴コーナー

昨年度の折り鶴アート作品

(舞鶴引き揚げの日のロゴ)

終了しました 「引き揚げを知ろう スペシャルデー」 

「引き揚げを知ろう スペシャルデー」 

 終戦記念日である8月15日に、クイズラリーや語り部ツアー、東京オリンピックのホストタウンとして交流が進むウズベキスタン共和国出身のチェロ演奏家アクマール・イルマートフ氏による特別演奏会、夜の博物館を特別に開館するナイトミュージアムなど、朝から夜まで実施する様々なイベントを通して、引き揚げの史実を楽しく知っていただき、平和の尊さについて考えて頂くきっかけとするため、「引き揚げを知ろう スペシャルデー」を開催します。

なお、当日は終日、入館料が無料となります。


1.日時 令和3年8月15日(日) 11:00~21:00

2.会場 舞鶴引揚記念館

3.スケジュール

■11:00~20:00 「引き揚げクイズラリー」

内 容:館内を巡りながらクイズを解くゲーム

■11:00~11:30/13:30~14:00「引き揚げってなに??(館内語り部ツアー)

内 容:NPO法人舞鶴・引揚語りの会による約30分間の案内付きツアー

特 典:参加者には「引揚記念館オリジナルペン」をプレゼント

■12:00~12:30 「平和の鐘を鳴らそう」(舞鶴ユネスコ協会実施)

例年、終戦記念日である8月15日の正午に黙とうの後、館内の引揚船「興安丸」の時鐘を平和を祈念し、来館者とともに点打します。

■14:00~15:30 抑留から交流へ平和の祈り

 ~ウズベキスタン出身チェロ奏者による演奏とトークタイム~

内 容:ウズベキスタン出身のチェロ演奏家アクマール・イルマートフ氏による

チェロ演奏と本市国際交流員アルトゥール氏とのトークタイム

定 員:40名(当日受付先着順)

      演奏者プロフィール 

アクマール・イルマートフ氏

1990年、ウズベキスタン・タシケント生まれ。6歳から音楽教育を受け、タシケント音楽院卒業後、米国に留学。リン大学(フロリダ州)で音楽学修士号を取得。コンクールの入賞歴多数。

札幌の国際教育音楽祭「PMF」(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)に2014年、2016年、2019年参加し、19年には世界的指揮者ゲルギエフ指揮の演奏会で首席奏者を務める。2019年8月から兵庫芸術センター管弦楽団(西宮)のコアメンバー。兵庫県宝塚市在住。

 

■17:00~21:00 ~星に届ける平和の願い~ナイトミュージアム(夜間特別開館)

夜の館内を巡る発見ミュージアムや紙芝居の読み聞かせ、公園ではキャンドルイルミネーションやLED付の風船に平和のメッセージを添えて夜空を彩るライトバルーンなど、いつもと違う夜の博物館をお楽しみください。

◆内 容◆

◇紙芝居の読み聞かせ(NPO法人舞鶴・引揚語りの会)

◇発見ミュージアム(舞鶴あそび隊。夜のミュージアムを探検。)

◇ライトバルーン(みんなの願いを込めたバルーンを夜空に飛ばします)

◇キャンドルイルミネーション(館前を平和の光で彩ります)

◇チェロの夕べ(アクマール・イルマートフ氏によるチェロの演奏)

◆タイムスケジュール◆

17:00 ~ オープニング&紙芝居読み聞かせ
17:30 ~ 発見ミュージアム
18:00 ~ 紙芝居読み聞かせ
18:30 ~ 発見ミュージアム
19:00 ~ チェロの夕べ
20:00 ~ ライトバルーン
       21:00 終了

ライトバルーン

(昨年の様子)

キャンドルイルミネーション

(昨年の様子)

紙芝居読み聞かせ

(昨年の様子)

 

 

 

終了しました。舞鶴引揚記念館 令和3年度 第1回企画展『太平洋戦争開戦80年 開戦と満洲と抑留と』の開催について

今年は太平洋戦争(大東亜戦争)開戦から80年にあたります。真珠湾攻撃、マレー作戦に始まったこの戦争は、終戦直前の満洲侵攻へと続きシベリア抑留へとつながりました。

 当館に収蔵している絵画や絵葉書を中心に開戦から終戦・抑留まで振り返り、ちばてつや氏など著名漫画家がみた開戦後の満洲の姿をたどります。

 

 


 ※ PDFはコチラ

展示期間 令和3年4月17日(土)~ 令和3年7月25日(日)

開館時間 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)

 

     ※展示期間中の休館日:5月20日(木)6月17日(木)7月15日  (木)

会  場 舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室

      (企画展は無料。別途入館料が必要です)

展示資料点数 約45点

      回想記録画およびさし絵16点、絵葉書16点、出征の旗10点、他

 

主な展示作品

「はじめて見た日本は箱庭みたいに

きれいだった」 赤塚富士夫氏絵画

「キョロキョロ、何かおもしろいもの

はないかな」 ちばてつや氏絵画

 

 

終了しました。第3講開催延期 「語り部養成講座(令和2年度募集分)」

緊急事態宣言の発令にともない「新型コロナウイルス感染予防や拡大防止」の観点から、5月8日(土)に開催予定の第3講は延期とさせていただきます。

新型コロナウィルス感染症の影響で延期しておりました「語り部養成講座(令和2年度募集分)」を開講することとなりましたのでお知らせします。

当講座は、薄れゆく引き揚げやシベリア抑留の史実を、13年間にわたり引き揚げ者をあたたかく迎えた舞鶴から次世代へ語り継いでいくため、平成16年より(平成22年~平成26年は中断)開催しているものです。令和2年度は、令和3年2月~3月の開催を予定しておりましたが、延期していたものです。

なお、再開にあたりましては、国・府・市から示されている感染拡大予防ガイドライン等に基づいた措置をとり実施いたします。

1.日 時 : 令和3年4月10日(土)、 4月17日(土)、5月8日(土)

        いずれも13:00~16:40

2.場 所 : 舞鶴引揚記念館 セミナールーム

3.カリキュラムについて ※こちらをご覧ください

4.新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる対応

 ・密閉空間にならないよう扉を閉めきらず、換気を行いながら実施
 ・密集、密接を避けるため空間を保ち受講席を配置
 ・マスク着用、手指消毒の徹底等

 

土日祝限定「語り部ツアー」開催中!

 皆様に大好評いただいております、「語り部ツアー」が3月から復活しました。引き揚げやシベリア抑留の史実や展示品に込められた想いをNPO法人舞鶴・引揚語りの会の語り部が紹介します。ぜひ、ご参加ください。
 ◆日時:毎週土・日曜、祝日 午前11時から約30分間
 ◆予約:不要(10時50分から展示室入り口前で受付)
 ◆料金:無料(入館料は必要です)

英語版デジタル紙芝居制作中(東舞鶴高校共働事業)

【地元・東舞鶴高校生徒の活躍】

 東舞鶴高校と舞鶴引揚記念館では現在、英語版のデジタル紙芝居の制作を進めており、2月9日に英語シナリオの録音作業を行いました!「引き揚げの史実を世界へ、未来へ」発信する当館の大切な取り組みの一つで、完成が楽しみです。
 完成後は当館YouTubeチャンネルでお披露目しますので、お楽しみに。

【参加してくれた東舞鶴高校の皆さん】