5月5日㊗の「こどもの日」に、舞鶴引揚記念館1日無料開放
こどもの日イベントを3年ぶりに開催しました。
イベントチラシ![]() |
丸太切り体験コーナー
クイズラリー
館内語り部ツアー
学生語り部による館内案内
学生語り部による紙芝居の上演
丸太切り体験やクイズラリー、館内語り部ツアーなど大勢の方にご参加いただきました。
ありがとうございました 🙂
学生語り部の紙芝居も好評でした!今後の活躍にもご期待ください。
5月5日㊗の「こどもの日」に、舞鶴引揚記念館1日無料開放
こどもの日イベントを3年ぶりに開催しました。
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クイズラリー
館内語り部ツアー
学生語り部による館内案内
学生語り部による紙芝居の上演
丸太切り体験やクイズラリー、館内語り部ツアーなど大勢の方にご参加いただきました。
ありがとうございました 🙂
学生語り部の紙芝居も好評でした!今後の活躍にもご期待ください。
舞鶴市では、忘れてはならない引揚げの史実を後世に継承する事業として、引揚港の歴史を有する全国の都市に御協力をいただき、全国巡回展を平成28年度から開催しております。
今年度は、沖縄県中頭郡中城村との共催で開催することになりました。
本企画展は京都府舞鶴市・舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会と共同で開催する「久場崎と舞鶴―ふたつの港の戦後引揚げ―」です。久場崎は主に南方からの、舞鶴は主に北方からの、引揚者を受け入れた港です。これ以外にも、いろいろな面で異なる特徴を持っています。展示内容も、久場崎パートと舞鶴パートに分け、それぞれの戦後引揚げを同時に見ることで、戦後引揚げについてより深く知っていただくことができます。
舞鶴引揚記念館の巡回展としては沖縄初の開催であり、3月20日(日)午前中には舞鶴で史実の継承活動を行っている中~大学生(「学生語り部」)による展示解説も予定されています。
<展示概要>
1 会期 : 舞鶴パート、 令和4年3月12日(土)~3月27日(日)
2 開館時間: 10:00~17:00
3 休館日 : 毎週火曜日、第3木曜日、3月23日
4 入館料 : 無料
5 主催 : 中城村、舞鶴市、舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会
6 会場 : 中城村護佐丸歴史資料図書館3F企画展示室
☞PDFは(表面)コチラ
☞PDFは(裏面)コチラ
開会セレモニーの様子 | 展示風景 | 久場崎引き揚げの地 |
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引揚記念館では、引き揚げやシベリア抑留の史実の継承事業として、シベリア抑留中の過酷な状況下の中で行われていた多様な文化活動に着目した研究者の方々とのコラボ事業「レクチャーコンサート(講演と演奏会)」を開催いたします。
日時 | 令和4年2月27日(日) 14時~ | ||||||
会場 | 舞鶴引揚記念館 セミナールーム | ||||||
内容 | レクチャーコンサート
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参加料 | 無料 (別途入館料が必要) |
🎵 講師からのメッセージ 🎵
「極寒」「飢餓」「重労働」のいわゆる三重苦が、シベリア抑留の代名詞のようになっていますが、そのような過酷な状況のなかで多様な文化活動が行われていたことはあまり知られていません。祈る気持ちで彫られた仏像や、娯楽のための囲碁、将棋、日記のように綴られた詩や俳句、そして新たな詩をのせて歌われたメロディなど、生死の境界線にあっても創造的な行為を行う人間の姿が確かに存在していました。
こうした自発的な創造活動はやがてサークルや演芸会となり、各地で楽劇団が結成されるようになっていきます。今回のレクチャーコンサートでは、これまでの研究成果をもとにシベリア抑留下の日本人収容所で鳴り響いていた音楽や音風景を再現しつつ、当時の音楽・文化を紹介し歴史の継承について考えていきます。
舞鶴引揚記念館では、引き揚げやシベリア抑留に関する資料を収集しています。本企画展では令和2年度に新たに収蔵された26件109点の資料を紹介します。今回展示する資料は、家族にも多くは語られなかったものがほとんどです。しかし、資料の中には当時の状況が記録として整理され、貴重な情報として残されているなど、体験者の“後世へ史実を伝えたい”という強い想いが感じられます。
体験者の方から直接話を聞ける機会が少なくなっている現在、私たちは残された資料からその思いを読み解き、体験者が伝えたかった記憶をつなぎ未来へ発信する機会となれば幸いです。
【展示目的】
シベリア抑留および引き揚げに関連する新たな資料を紹介するとともに、引き揚げの史実を継承し平和の尊さを発信する資料の提供協力を呼びかける展示です。
【展 示】
令和4年1月22日(土)~ 令和4年4月17日(日)
※展示期間中の休館日:2月17日(木)3月17日(木)
【場 所】
舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)
【展示資料】
総点数 26件 109点
内訳:令和2年度寄贈資料
<参考> 年度別寄贈点数
令和元年度・・・52件164点
平成30年度・・・36件148点
平成29年度・・・47件141点
【主な展示資料】
<船員手帳>
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寄贈者:橋本繁(はしもとしげる)氏
続 柄:長男 資料内容 寄贈者の父・西野由造(にしのよしぞう)氏が使用していた船員手帳。西野氏は引揚船「山澄丸」に操舵手として昭和23年9月3日から昭和24年8月25日まで乗船していた。
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<海軍志願兵徴募ポスター>
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寄贈者:竹内稔(たけうちみのる)氏
資料内容 昭和21年度採用の海兵募集ポスター。民家のリフォーム時に屋根裏から出てきたもので、破棄されるものを寄贈者が引き取った。ポスターの下には当時募集していた兵種や試験内容などが書かれている。 |
<抑留体験者の父が所持していた抑留関連資料>
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寄贈者:倉光眞理子(くらみつまりこ)氏
続 柄:長女 資料内容 寄贈者の父で抑留体験者だった三輪国光(みわくにみつ)氏が所持していた資料。三輪氏は生涯にわたり、抑留について家族に話すことはほとんどなかったが、所持していた資料には抑留中に使用していたものや抑留体験記などがあり、一つ一つにどこで使用していたか、自作したものかなど情報を詳細に書き残している。 |
<舞鶴にて帰還者を迎えている様子の写真>
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寄贈者:佐々木直人(ささきなおと)氏
続 柄:曾孫 資料内容 寄贈者の曽祖父・斉藤惣一氏が引揚援護庁長官時代の活動写真。シベリアから帰還した日本兵たちに声をかけている様子が写されている。写真の裏面に「引揚援護庁長官時代 (1)シベリアよりの帰還者を迎えて 舞鶴にて 1948年」と書かれている。 |
<舞鶴での引き揚げの様子を撮影したネガ>
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寄贈者:山田仁士(やまだひとし)氏
資料内容 舞鶴での引き揚げの様子を撮影したもの。服装から民間人の引き揚げの様子とみられ、桟橋から引揚援護局へ向かうバスに乗る引揚者や、家族と再会し涙を流す人たちの姿が写されている。 |
<外套>
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寄贈者:澤木宏之(さわきひろのり)氏
続 柄:長男 抑留地:ブラゴエシチェンスク 資料内容 寄贈者の父が戦時中からシベリアに抑留されていた間に使用していた外套。外套は当時の日本軍のもので、袖が取り外せるようになっている。抑留中に空腹のあまり袖と食糧を交換するものもいたが、袖がない理由についての詳細は不明。 |
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PDFはこちら | PDFはこちら |
多くの引揚者をあたたかくお迎えした「引き揚げのまち」舞鶴市では、戦後76年が経ち、薄れゆく海外引揚事業の史実と繰り返してはならない戦争の悲惨さを後世に語りつぎ、平和への願いを発信する機会として平和祈念式典を開催しますので、お知らせします。 また、「ユネスコ世界記憶遺産」登録資料をはじめ世界的に重要な資料を多くの方に、ご覧いただき関心を高めていただくよう式典を開催する10月10日を一日無料開放します。 |
◆開催日時 令和3年10月10日(日)午後2時から
◆開催場所 引揚記念公園
◆主 催 舞鶴市
協 力 舞鶴文化協会、舞鶴・引揚語りの会
◆内 容
・興安丸時鐘点打 ・黙とう ・式辞 ・献茶(舞鶴文化協会) ・献花(舞鶴文化協会) ・平和へのメッセージ (来賓、若浦中学校生徒会代表、大浦・朝来小学校児童会代表) |
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「舞鶴引き揚げの日」について
舞鶴市では、引き揚げやシベリア抑留の史実と引揚者をあたたかくお迎えしたまちの歴史を次世代へ継承するとともに、平和に対する意識の高揚を図ることを目的に、引き揚げ第 1 船の入港日である 10 月 7 日を「舞鶴引き揚げの日」として平成 30 年度に制定しており、下記のとおりセレモニーを開催しますのでお知らせします。
(1)日時: 令和3年10月 7 日(木) 14時10分~14 時20 分
(2)会場: 舞鶴引揚記念館セミナールーム
(3)内容 :
①黙とう(「興安丸」の時鐘を点打)
②折り鶴アートのお披露
③挨拶(舞鶴引揚記念館長)
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ポスターPDF | 今年の折り鶴アートデザイン |
~折り鶴アート「舞鶴引き揚げの日」の作成~
「舞鶴引き揚げの日」の認知度アップの取組の一つとして、昨年から、折り鶴を使った“折り鶴アート"に取り組んでいます。今年の“折り鶴アート"は、多くの引揚者をあたたかくお迎えした舞鶴市民を象徴する「引揚の母 田端ハナさん」をモチーフに引揚船をお迎えした様子をデザインした 1.5m×1.5m のボードに、市民の皆さんや来館者に折って頂いた約 1 万羽の折り鶴を貼り付けるもので、現在、作成を進めています。
当日は、奈良県から修学旅行で来館する宇陀市立榛原東小学校の皆さんにも参加いただき、完成させる予定です。
戦後の混乱の中、海外から引き揚げてきた人々を舞鶴の小・中学校のこどもたちは「おかえりなさい」「ごくろうさまでした」と手や旗を振ってお出迎えをしました。また、引揚援護局へ出向いて歌やお遊戯などの慰問も行いました。こどもたちの愛らしく一生懸命な姿は故郷へ思いをはせ、新たな一歩を踏み出そうとしている引揚者の心を和ませました。本企画展では、引揚援護局内の様子やこどもたちの慰問、引揚直後の人々などを当時の絵画や手記、写真などの資料でご紹介します。
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【展示期間】
令和3年7月31日(土)~ 令和3年 10月24日(日)
※展示期間中の休館日:9月16日(木)・10月21日 (木)
【場所】
舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)
【展示資料 総点数 39点】
【主な展示資料】
・こどもの慰問等の写真パネル
舞鶴市内の小中学校の児童・生徒による慰問の様子の写真 児童たちは、学校が終わってからトラックやバスに乗せられて引揚援護局にて歌や踊り、お遊戯を披露した。 |
・感謝状(文部大臣から)
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昭和29年(1954)大浦中学校に対して、当時の文部大臣 大達茂雄から引揚邦人に対しておこなった引揚者のお迎えや歌、踊りの慰問といった数々の努力に対して贈られた感謝状。市内の他の学校では感謝状が贈られた記録は残るが、現存はしていない。 |
・当時の公文書やメモ
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昭和28年(1953)に中国地方からの引揚者が入港するのに伴い、市を挙げて引揚者の歓迎会の催しが計画された。この時の引揚者の中には多くの就学年齢の子供がいたため、市内の小中学校から歓迎の慰問が計画され、児童や教諭も参加した。 |
・引揚者を迎える歌(若浦中学校) DVDなど
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若浦中学校の前身である大浦中学校では、引揚船が入港する度にお迎えに繰り出し、引揚者を迎える歌を歌って歓迎した。現在の若浦中学校では、その歌を復元して令和元年から平和祈念式典などで披露している。 |
・援護局を描いた絵画
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舞鶴港 羽根田光雄 氏 |
DDT消毒 羽根田光雄 氏 |
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大浴場 羽根田光雄 氏 |
舞鶴での食事 羽根田光雄 氏 |
羽根田光雄 氏プロフィール 明治43年(1910) 宮城県に生まれる 昭和10年(1935) 東京石川島造船所(現石川島播磨重工)入社 昭和20年(1945) 満州石川島重工出向する。8月に現地招集後、ソ連に抑留 昭和22年(1947) 舞鶴に帰国、石川島重工に復帰 平成10年(1998) 逝去 平成27年(2015) 引揚記念館に寄贈した絵画50点がユネスコ世界記憶遺産に登録 |
引き揚げやシベリア抑留の史実と、引揚者をあたたかくお迎えしたまちの歴史を次世代へ継承するとともに、平和に対する意識の高揚を図ることを目的に、引き揚げ第1船入港日である10月7日を「舞鶴引き揚げの日」として、2018年度に制定し、2019年から『「舞鶴引き揚げの日」協働で目指す市民認知度100%プロジェクト』に取り組んでいます。
9月13日(月)からの市役所ロビーでの特別展示をスタートに、今後も様々な取り組みを進めていきます。
1.市役所ロビー特別展示
「舞鶴引き揚げの日」を知っていただくためのきっかけづくりとして、市役所ロビーにおいて特別展示を行います。
♦ 展示期間 ♦ 令和3年9月13日(月)~10月8日(金)
♦ 場 所 ♦ 舞鶴市役所 本庁1階ロビー
♦ 展示概要 ♦
・A1パネルによる展示
(引き揚げ・シベリア抑留の記憶・引揚港舞鶴・舞鶴市民のおもてなし など)
・引揚桟橋模型の展示
・「舞鶴引き揚げの日」ポスター及びのぼり旗の掲出
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▲昨年度までの展示の様子 |
2.今後の取り組みの予定
①舞鶴引揚給食
昨年に引き続き、市内の小学校・中学校で、引き揚げやシベリア抑留の歴史を通して、恒久平和への願いを高めてもらうことを目的に、引揚援護局で引揚者に提供されていたメニューを参考にした「舞鶴引き揚げ給食」を提供します。
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⇦ 昨年度の「舞鶴引き揚げ給食」 |
②「舞鶴引き揚げの日」セレモニー
「舞鶴引き揚げの日」である10月7日(木)にセレモニーを開催し、折り鶴アートのお披露目等を行います。
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👆 昨年度の折り鶴アート作品 | 👆 今年度の折り鶴アートデザイン |
※ いずれも詳細は後日お知らせいたします!
引揚記念館にご来館された際に、平和について考えて頂くきっかけとするため、平和のメッセージの記入と、折り鶴アートに使用する折り鶴を折って頂くコーナーを設置しています。
ご来館された際にはぜひご協力ください。
◆平和のメッセージの記入
8月15日(日)実施のキャンドルイルミネーションで使用するキャンドルカバーに平和のメッセージを記入していただきます。
期間:8月1日(日)~8月15日(日)
【昨年度の様子】
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メッセージ | キャンドルイルミネーション |
◆折り鶴の作成
「舞鶴引き揚げの日」を広く周知することを目的に「引き揚げの母 引揚船お迎えの様子」をかたどる折り鶴アートで使用する折り鶴を折っていただきます。
期間:8月1日(日)~9月30日(木)
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折り鶴コーナー |
昨年度の折り鶴アート作品 (舞鶴引き揚げの日のロゴ) |