今年は、多くの引揚者を出迎えた「舞鶴(地方)引揚援護局」の閉局から65年になります。
第二次大戦後、13年間にわたり66万人の引揚者を出迎え、戦後の新たなスタートを切る引揚者のために心を込めてサポートをしていました。
元援護局の職員や引揚者を慰問した少女たちのエピソードなどを関連する資料とともに紹介します。
期 間:令和5年11月11日(土)~令和6年1月28日(日)
場 所:舞鶴引揚記念館 企画展示室
料 金:無料(但し、入館料が別途必要です。)
主な展示資料
「引揚列車の切符」(縦3cm✕横5.7cm)
舞鶴(地方)引揚援護局で引揚者に配布された切符。
「援護局で配られた食券」(縦7.8cm✕横6.9cm)
故郷まで帰る列車の中で駅弁を購入するための食券。
「大金を運んだ柳行李」(高21cm✕幅55cm✕奥35cm)
舞鶴(地方)引揚援護局の職員が引揚者への大量の給付金を銀行から運ぶために使用したもの。