ユネスコ世界記憶遺産国内選考の結果について

ユネスコ世界記憶遺産国内選考の結果について

 本日、標記の件につきまして、ユネスコ国内委員会文化活動小委員会 (事務局:文部科学省) が開催され、本市が申請しております舞鶴引揚記念館収蔵資料が国内候補の2件のうち1件に選定されましたので、お知らせいたします。
 これも皆様のご支援の賜物と厚くお礼申し上げます。
 今後、ユネスコ国内委員会からユネスコ本部へ選定結果を回答され、審査を経て、平成27年5〜8月ごろに審査結果が発表される予定となっております。
 引き続き登録に向けご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。
 

問い合わせ先: 舞鶴引揚記念館
電話 0773-68-0836

 
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ユネスコ世界記憶遺産に申請しました!!

ユネスコ世界記憶遺産に申請しました!! 舞鶴引揚記念館が収蔵するシベリア抑留や引き揚げに関する資料

 舞鶴市では、引き揚げ開始70年目にあたる平成27年に、「ユネスコ世界記憶遺産」登録を目指して、舞鶴引揚記念館が収蔵するシベリア抑留と引き揚げの関係資料 総計約1万2,000点の中から、ユネスコの基準に添って登録候補資料を選定するなど取り組みを進めておりましたが、平成26年3月4日に、ユネスコ(本部パリ)に申請いたしました。
 当該資料は、世界的な重要性、真正性、希少性、唯一性を有するほか、人間愛、家族愛、平和への願い、人間の生命力など人類に共通する普遍的な主題をも包含する記録です。本資料の世界記憶遺産への登録を通じて、繰り返してはならない戦争の悲惨さや平和の尊さを広く世界に語り継いでいくことができるものと確信しております。
 今後ともご理解ご支援をお願いいたします。
 登録実現に向けた応援署名にも引き続きご協力をお願いいたします!
 

申請資料の概要
資料名:「舞鶴への生還 1945-1956シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録」
テーマ: シベリア抑留や引き揚げに関する資料

      構 成:
  • A「シベリア抑留体験の記録」
  • B「安否を気遣い帰還を願う日本の家族に関する資料」
  • C「引揚関連資料」
  • 点数: 570点

 

今後の予定

  • ユネスコの申請締め切り 3月末

    申請には1国2件の枠があるため、この時点で日本からの申請が2件以上なら、ユネスコから日本政府に2件に選定するよう依頼される

  • 国内選考 5月末までに

    国内選考で2件に選定されれば、ユネスコ審査へ

  • ユネスコの審査

    審査結果発表は、平成27(2015)年 5〜8月ごろ見込み

 

多々見市長の会見
舞鶴引揚記念館で会見とセレモニーを行いました
記者発表を行う多々見市長
記者発表を行う多々見市長
市長自ら申請資料をメール送信いたしました。
市長自ら申請資料をメール送信しました。

吉田勇氏抑留画作品の寄贈について

 シベリア抑留体験者である吉田勇氏(故人)が描いた抑留絵画を、ご長男の吉田裕之氏が
来訪され寄贈いただきました。

 
 吉田氏の絵画は、昭和62年に5点寄贈を受けております。今回の新たな寄贈については、
吉田氏の逝去に伴い「多くの方に絵をみてもらい戦争の惨禍を知ってほしい」という故人
の遺志に沿うべく、当記念館にて収蔵・展示することになりました。また、吉田氏の絵画
は戦中からシベリア抑留そして舞鶴への復員まで一連の流れがわかる資料としての価値が
高く、一括して保管することに大きな意義があります。
 
寄贈絵画: シベリア抑留時の様子を描いた237点
絵画内訳: サイズ20号〜200号 油彩画43点 ペン画187点 水彩7点
 

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ご長男の吉田裕之氏が舞鶴市の認定式にご出席されました。


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「友をかばう」


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「水運搬」

ユネスコ世界記憶遺産登録を目指して

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ユネスコ世界記憶遺産登録を目指して

003 第2次世界大戦の終結後、軍人と一般人をあわせ、660万人以上といわれる日本人が海外に残されていました。この人たちの速やかな帰国を実現するため、国の事業として、軍港だった舞鶴をはじめ、浦賀、呉、下関、博多、佐世保、鹿児島、横浜、仙崎、門司を引揚港に指定。このうち舞鶴は、昭和25年以降は、国内唯一の引揚港として昭和33年9月7日の最終船まで、実に13年間にわたり、約66万人の引揚者と1万6,269柱の遺骨を受け入れました。
また、捕虜となりシベリアで抑留された方の多くは、重労働や寒さ、飢えなど筆舌に尽くしがたい労苦の末、舞鶴へ引き揚げられています。引揚記念館に展示されている資料には、当時の市長名で引揚者を迎えるにあたって、市民向けに引揚者を温かく迎えようとの文章が残されています。歓迎や慰問、差し入れなどまちぐるみで迎えた市民の姿に、舞鶴から全国へ帰宅された引揚者から後々まで感謝の言葉が寄せられました。

 

引揚記念館

memo 昭和60年に開催された「海外引揚40周年記念 引揚港まいづるを偲ぶ全国の集い」の開催をきっかけに、舞鶴に引き揚げを記念する拠点をとの気運を受けて、市が建設。市内外から7,000万円を超える寄付と関係する品々が寄せられ、昭和63年4月に開館しました。衣類や生活用品、手紙など当時の貴重な資料や体験者の記憶で描かれた絵画など現在約1万6,000点を所蔵。来年で開館30周年を迎えます。
時代とともに戦争を知らない世代も増加し、引き揚げの史実は過去の出来事として年々薄れつつあります。市では、昨年度から市内全小学6年生が来館する社会学習を開始。また、貴重な所蔵品を後世に確実に継承し、次世代に平和の尊さを強力に発信するための創造的事業を展開する施設となるよう、学芸員も配置し、24年度から市直営となりました。

 

世界記憶遺産とは

 世界記憶遺産は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の三大遺産事業(ほかには「世界遺産」「無形文化遺産」)の一つで、世界の重要な記憶遺産の保護と振興を目的に1992年から開始されました。
文書や書物、楽譜、絵画、映画などの記録史料が対象となり、現在、世界で348件が登録されています。主なものには、「アンネ・フランクの日記」「ベートーベンの手書きの楽譜」などがあり、国内では、福岡県田川市が申請した筑豊の炭鉱記録画など697点が平成23年5月に国内第1号として登録されています。

 

選定基準は

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主な選定基準は次のとおりです。
  • 真正性 …… 記憶遺産の本質や出所(複写・模写・偽造品でないか)が確認されていること。
  • 世界的な重要性 …… 他に代替えができないもので、その損失や悪化が人類の遺産にとって損害となるもの。一定期間にわたり、または世界の特定の文化圏において、多大な影響を与えたもの。歴史上、プラスまたはマイナスの影響力を与えたものでなければならないこと。
などで、2年に1回、各国から申請された資料などを選考し、登録が決定されます。申請できるのは、1つの国につき2件までとなっています。登録されると、資料の内容などが数か国語に翻訳され、さまざまな機会に、世界に向けて発信されるほか、資料の保存促進に関する助言や支援などがなされます。

引揚記念館ロゴマークの市民投票の結果について

選考していました「舞鶴引揚記念館のロゴマーク」の市民投票の結果が下記のとおりとなりましたのでお知らせいたします。
また、投票1位の作品は当館のロゴマークとして採用し、今後、舞鶴引揚記念館のパンフレットのほか市が進めるユネスコ世界記憶遺産を目指したPR活動などに活用していきます。

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