終了しました 引揚援護局の再現メニューを提供します!

終了しました

 

引き揚げ当時、

引揚者を受け入れた施設である

舞鶴地方引揚援護局で提供されていた食事を再現し、

数量限定提供(有料)します!

 

 

8月の「ナイトミュージアム」、

11月の「朗読とおはなしでつづる引き揚げの歴史」

のイベントにつづき、

3回目の再現メニューの提供です!

 

前回、前々回ともに大変好評でした!

 

今回は、1月下旬の3日間と、

2月16日(土)の語り部養成講座「オープン講座」の

開催にあわせて提供します。

 

期間及び数量限定で提供(販売)します!

是非おこしください!

 

 

〈提供日〉平成31年1月25日(金)~27日(日)、

     平成31年2月16日(土)

〈時 間〉午前11時~ 各メニュー先着15食(予約不可)

〈場 所〉舞鶴引揚記念館 Bell Cafe

〈メニュー〉2種類

 

 

《昭和24年夕食 コンビーフのすき焼き》

数量:先着15食  提供価格:700円

 

 

 

《昭和33年夕食小アジの天ぷらとカレー汁》

数量:先着15食  提供価格:700円

 

 

終了しました 新春シンポジウム「海外からみたシベリア抑留」と「お年玉バックヤードツアー」開催について

 

 

国内外の若手研究者をお迎えし、

最近の研究動向や世界から見た抑留の視点を

発表する新春シンポジウム

「海外から見たシベリア抑留」を開催いたします。

 

また、シンポジウム参加者を対象に

普段は非公開の収蔵庫など

博物館の裏側を特別に案内する

「お年玉バックヤードツアー」も併せて実施します!

 

 

 

新春シンポジウム

海外からみたシベリア抑留

~若手研究者による最新の研究~

 

 

日時:平成31年1月5日(土)

13時~15時

会場:舞鶴引揚記念館 セミナールーム

講師と発表テーマ:

〇小林 昭菜 氏(法政大学非常勤講師・政治学博士)

「戦後のアジア史からみたソ連抑留」

〇セルゲイ・キム氏(ロシア史科学アカデミー研究員)

「ロシアの研究者から見た抑留問題」

〇森谷 理紗 氏(日本学術振興会特別研究員)

「音楽と抑留」

※音楽学の観点から、抑留者とロシア民謡に関する研究発表

 

参加料:無料(別途入館料が必要)

 

 

お年玉バックヤードツアー

15時~15時半

〇シンポジウム参加者を対象に実施

〇当日受付、先着15名

〇学芸員による収蔵庫案内、

資料保存の視点から展示室を視る 等

 

 

終了しました 全国巡回展in名古屋を開催します!

終了しました

 

 

『舞鶴引揚記念館 全国巡回展 in 名古屋

~引き揚げの記憶と平和への願いを世界へ!未来へ!~』

を開催いたします。

 

本巡回展は、舞鶴市が所蔵する

「シベリア抑留」と「引揚事業」に関する資料が

平成27年10月に

ユネスコ世界記憶遺産へ登録されたことを契機として、

全国の引揚港との連携、協力のもと、

薄れゆく引き揚げの歴史と平和の願いを

国内外に発信することを目的に開催します。

第2次大戦の終結に伴い、

旧ソ連軍管轄下にあった60万人を超える日本人が、

シベリアをはじめ旧ソ連全土の1.800か所以上の収容所に

抑留され、強制労働が強いられた史実や、

海外に残された多くの軍人、民間人を帰国させるため、

引揚港に指定されたまちが、海外からの引揚者約630万人を

受け入れた史実について、

絵画や写真、解説パネル等で紹介します。

 

 

 

日程:2019年1月8日(火)-1月14日(祝・月)

9:30~17:00

※8日は12時からのオープニングセレモニー後開場

14日は14時に閉幕します

場所:名古屋市博物館 3階ギャラリー

入場料:無料

 

 

[主催]京都府舞鶴市

舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会

[後援]名古屋市

 

第3回企画展「新収蔵品展 伝えゆく記憶」開催中!

 

平成30年度第3回企画展

「新収蔵品展 伝えゆく記憶」現在開催中です。

 

 

平成29年度にあらたに収蔵した

67件204点の資料の紹介をします。

 

抑留や引き揚げに関する資料は

体験者から次世代へと継承され、

さらに次の世代へと伝えられる時期に

さしかかろうとしています。

 

平和への願いが込められた“伝えゆく記憶”

の資料をご覧いただければと思います。

 

 

平成30年度第3回企画展

「新収蔵品展 伝えゆく記憶」

 

期間:12月8日(土)~4月14日(金)

 

期間中休館日:12月20日(木)、

       12月29日(土)~1月1日(火)

       1月17日(木)

       2月21日(木)

 

場所:舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室

また、

 

「資料と保存」展

ーユネスコ世界記憶遺産登録資料保存事業の記録よりー

も同時開催します!

 

 

「ユネスコ世界記憶遺産(世界の記憶)」に

登録された貴重な資料を

未来へ継承する取り組みについて、

解説パネルやレプリカを展示して紹介します。

 

 

平成30年度「語り部養成講座」受講生募集と「特別オープン講座」について

 

引き揚げやシベリア抑留など、

忘れてはならない史実を

後世に語り継いでいくため

「語り部養成講座」を開講します。

 

 

戦後73年が経過し、戦争を知らない世代の来館者が増える中、

舞鶴引揚記念館の展示内容や時代背景の解説、

また、資料に込められた想いを語り継ぐ

「語り部」の存在はますます重要になってきています。

 

 

平成27年度以降、毎年度実施している養成講座には

幅広い世代の方々に参加していただき、

中学生や高校生の語り部のサポーターも

誕生しています。

 

本年度は、引揚第一船が舞鶴へ入港した10月7日が

「舞鶴引き揚げの日」となり、

これをきっかけとして、

「引き揚げ」や「シベリア抑留」の史実とあわせて、

引揚者をあたたかく迎えたまちの歴史に触れ、

次世代へ語り継ぐ「語り部」の養成講座に

ぜひご参加ください。

 

 

また今年度は、2月16日(土)に

福知山公立大学 学長 井口 和起 氏を

講師としてお招きして開催する講座を

「特別オープン講座」として公開しますので

是非受講してください!

 

 

 

開講日

平成31年1月26日(土)、2月16日(土)、

    3月2日(土)、3月16日(土)

いずれも13時~16時

 

場所

舞鶴引揚記念館 セミナールーム

 

募集期間

平成30年12月1日(土)~平成31年1月11日(金)

 

定員

先着20名

 

応募方法

氏名・住所・生年月日・連絡先電話番号を

舞鶴引揚記念館まで電話(0773-68-0836)

又はファックス(0773-68-0370)でお知らせください。

 

平成30年度「語り部養成講座」講座内容
月日 講 座 時 間 内  容
1月26日 第  1  講座 13:00~13:30 開  講  式
13:30~14:15 オリエンテーション(自己紹介、スタッフ紹介 他)
(土) 第  2  講座 14:25~15:25 引揚記念館、引揚記念公園見学
第  3  講座 15:30~16:00 舞鶴とウズベキスタン 
2月16日 第  4  講座 13:00~14:00 特別オープン講座                                     
「(仮称)近代日本の誕生(明治~昭和)と満州国」
(土) 第  5  講座 14:00~15:00 【講師】 福知山公立大学 学長 井口 和起 氏
第  6  講座 15:15~15:50 体験者は語るⅠ(「満州からの引き揚げ」)
3月2日 第  7  講座 13:00~14:00 ソ連参戦(ソ連参戦、強制連行、シベリア抑留 他)
(土) 第  8  講座 14:10~14:45 体験者は語るⅡ(「シベリア抑留」)
  第  9  講座 15:00~16:00 舞鶴での引き揚げ(13年間の受入状況、岸壁の母 他)
3月16日 第  10  講座 13:00~13:45 ユネスコ世界記憶遺産(記念館の役割 他)
(土) 第  11  講座 13:50~15:15 語り部実習
  第  12  講座 15:30~16:00 閉講式(修了証交付)

 

その他

12講座中9講座以上の受講者に

修了証をお渡しします。

 

 

『特別オープン講座』

上記、「語り部養成講座」12講座のうち、

2月16日(土)の「第4講座」と「第5講座」を公開します。

 

講師

福知山公立大学 学長 井口 和起 氏

 

定員

先着50名

申し込み必要

 

受講料

不要(入館料も不要)

 

 

 

NHK丹沢アナウンサーによる朗読会のお知らせ

終了いたしました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

 

 

開催日:平成30年(2018)11月17日(土)13:30~15:45
場  所:舞鶴引揚記念館セミナールーム
参加費:無料(ただし、入館料が必要)
事前申込:不要

 

 

「舞鶴引き揚げの日」制定記念・引揚最終船入港60年を記念して
NHK京都放送局の丹沢研二アナウンサーによる朗読会を開催します。

 

 

シベリア抑留体験者の体験記や当館に収蔵されているシベリアから日本の家族へ
宛てたはがきなど、いわゆる”文字資料”をプロのアナウンサーさんに朗読していただきます。

 

 

 

資料に込められた秘話やバックグラウンドなど普段の展示だけでは
知ることのできないストーリーを当館学芸員の解説を交えながら
シベリア抑留者へ想いをめぐらせます。

 

 

詳細はこちら⇒引揚記念館 NHKアナウンサーによる朗読会のおしらせ

 

2018年11月17日(土)限定~60年前の味を再現して提供(有料)します!!!~

 

朗読会の当日には、かつて舞鶴にあった引揚者を受け入れる施設だった、舞鶴(地方)引揚援護局で引揚者に提供された食事を再現して数量限定提供(有料)します。

 

のこされた当時のレシピをもとに忠実に再現しました。

 

限定で各15食です。

 

記念館内にある「ベルカフェ」で提供します。

 

 

昭和24年(1949)のある日の夕方に提供された「コンビーフすきやき」 提供価格700円

 

昭和33年(1958)のある日の夕方に提供された「小アジの天ぷらとカレー汁」提供価格700円

 

どちらの食事も当時のままの再現です。数量限定になりますので、なくなり次第終了します。

 

 

 

 

10/4 地元の小中学生が清掃活動をしてくれました!

 

平成30年10月4日に地元の若浦中学校1~3年生、

朝来小学校と大浦小学校の6年生、

各学校保護者の皆さんが

10月7日の「平和祈念式典」に向けて、

引揚記念公園の清掃活動をしてくださいました。

 

 

 

中学3年生がリーダーとなって、

小中学生混合の班に分かれて

式典会場付近や展望台、園路などを熱心に清掃。

皆さんのおかげで公園がとてもきれいになりました!

 

 

ありがとうございました!

9/30 ICOM(国際博物館会議)舞鶴ミーティング2018 開催しました

 

9月30日(日)舞鶴市商工観光センターにて

国際シンポジウム「ICOM(国際博物館会議)舞鶴ミーティング2018」

が開催されました。

 

今回の舞鶴ミーティングは

2019年9月に国立京都国際会館で開催される

「ICOM京都大会」のプレ大会で、

「文化をつなぐミュージアムと文化遺産」をテーマに

「国際課題とミュージアム」と「地域コミュニティとミュージアム」

などについて議論しました。

 

 

ICOM(International Council of Museums:国際博物館会議)とは、

ミュージアムの進歩発展を目的とした

世界で唯一かつ最大の国際的非政府組織です。

1946年に創設され、2016年には世界141か国と地域から

37,000人のミュージアム関係者が、加入しています。

 

 

ICOM全ての委員会が一堂に会する大会が3年に一度、

世界のどこかで開催されます。

2019年にはこの大会が京都で開催されることになりました。

 

大会期間は約1週間。

基調講演、パネルディスカッションなど全体会議の他に、

国際委員会ごとのセッションや、

メイン会場から離れたオフサイトミーティング、

見学ツアーなどが実施されます。

開催地では、博物館や文化施設、地元行政の協力のもと

様々な市民向けイベントも開催されます。

(ICOM京都大会2019 HPより引用

http://icom-kyoto-2019.org/jp/icom.html)

 

 

そのICOM京都大会を1年前に控えた2018年9月30日に、

国際シンポジウム「ICOM舞鶴ミーティング2018」を開催されました。

国内外から広く発表者を募り、

2019年ICOM京都大会の大会テーマ

「文化をつなぐミュージアム-伝統を未来へ-」

について議論を深めました。

 

 

当日の様子

 

茶道裏千家淡交会による

呈茶のふるまい

 

 

研究発表の様子

当館の学芸員による

「地域博物館と記憶遺産がもたらした地域社会への活力」

をテーマとした発表も行われました。

 

2015年に当館の収蔵資料が

ユネスコ世界記憶遺産に登録され、

それに向けた活動や登録をきっかけに

舞鶴の小中高生が自主的に史実を発信した事例など

記録遺産登録が地域の方々の意識や活力に

どのような影響をもたらしているのか

といった内容を発表しました。

 

他にも、

「ミュージアムが防災に果たす役割」や

「ミュージアムと民間企業とのコラボレーションによる

新たな美術鑑賞の方法の提案」など

多岐にわたるテーマを

各国の専門家の方々に

発表をいただきました。

 

 

来年の本大会に向けて

非常に有意義なシンポジウムとなりました。

 

日本人抑留者資料館長 ジャリル・スルタノフ館長が来訪されました

 

先日10月7日(日)

 

ウズベキスタンにある

日本人抑留者資料館の

ジャリル・スルタノフ館長とそのご家族の方々に

来日いただき、当館で交流会をいたしました。

 

 

 

第二次世界大戦後、約25.000人の日本人が

旧ソ連によって現在のウズベキスタンに移送され、

収容所で生活しながら建設工事などに従事しました。

 

首都タシケントにある代表的な建造物「ナヴォイ・バレエ劇場」

の建設にも、約500人の日本人抑留者がたずさわりました。

1966年、大地震がタシケントの街を襲い、

ほとんどの建築物が倒壊してしまいましたが、

ナヴォイ劇場は大きな被害を出さずに

避難所として多くの命を救いました。

 

 

それによりウズベキスタンの人々は、

日本人の勤勉さや逆境に負けない特性に対し、

今でも感謝や尊敬の念を抱いています。

 

 

 

スルタノフ館長は、

ウズベキスタンで日本人抑留者資料館を運営し

資料の収集に関しても自ら行っておられ、

当館への平成28年の来訪をきっかけに

舞鶴市が東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして、

ウズベキスタンのレスリング・柔道の事前合宿地に決定いたしました。

 

 

 

 

 

当館での交流会の様子

 

舞鶴市内全7中学校から代表生徒が参加しました。

地元 若浦中学校の代表生徒がメッセージを述べた後、

スルタノフ館長よりご挨拶がありました。

 

 

引き揚げ等に関する資料の交換の様子

 

ウズベキスタンで抑留された日本人が

ナヴォイ劇場建設に従事させられることとなった公文書や

抑留に関する絵画をいただき、

当館からは日本の引き揚げの様子がわかる資料を贈りました。

 

 

ウズベキスタンの民族舞踊の披露

 

 

スルタノフ館長のお孫様でいらっしゃる

モヒナボヌ・スルタノヴァさん、リソラット・スルタノヴァさんが

華麗に舞ってくださいました。

 

記念撮影の様子

 

 

スルタノフ館長が制作された

ドキュメンタリー映像「ひいらぎ」の上映

 

 

ジャリル・スルタノフ館長ほかご家族の皆様との交流会は

非常に有意義な時間となりました。

 

シベリア抑留という負の歴史が縁となり、

このような交流をきっかけに

平和への想いを世界へ未来へと繋いでゆくことは

とても重要なことであると考えています。

 

さらなる親睦を深める事ができました。

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

H30.10.07 はじめての「舞鶴引き揚げの日」に平和祈念式典を開催しました

 

 

舞鶴引揚記念館開館30年・引揚最終船入港60年

舞鶴引き揚げの日制定記念

「平和祈念式典」と「スルタノフ館長との交流」

~平和への願いを未来へつなぐメッセージ~

 

 

引き揚げやシベリア抑留の史実と

13年間にわたり温かく引揚者を迎え入れた

まちの歴史を次世代へ継承するとともに

平和意識の高揚を図り、世界の恒久平和を念願することを目的に

 

引き揚げ第一船「雲仙丸」の入港日である

10月7日が「舞鶴引き揚げの日」に制定され、

 

その日に「平和祈念式典」を開催いたしました。

 

 

 

様々な想いを胸に、恒久平和を願うため、

関係機関や団体、市内小中学生など

約300人の皆様に参加いただきました。

 

 

 

舞鶴市長の式辞から始まった式典の様子

 

 

引き揚げ当時、舞鶴市民は引揚者の方々に

お茶のふるまいや生け花などで

温かくお迎えをした歴史があります。

 

その歴史と当時の舞鶴市民の方々の想いを受け継ぎ

献茶と献花をおこないました。

 

 

地元の若浦中学校 生徒会代表による平和へのメッセージ

地元の大浦小学校 児童会代表による平和へのメッセージ

 

国内外よりご臨席をいただいた皆様の紹介の後、

若浦中学校の生徒による合唱が行われました。

 

 

閉式の後、

当時の食体験として、

舞鶴・引き揚げ語りの会 と 舞鶴文化協会茶道連盟 のご協力で

コーリャンのお粥とふかし芋、呈茶のふるまいをいたしました。

 

 

 

 

今年度の平和祈念式典は、

未来を担う次世代も多く参加し

平和への願いを発信する機会として

素晴らしい式典となりました。

 

 

今後も当館は

薄れゆく海外引揚事業の史実と、

再び繰り返してはならない戦争の悲惨さ、

そして平和への願いを発信するため、

尽力してまいります。