舞鶴引揚記念館で活動する学生語り部の令和5年度初の活動です。
今年度から参加する学生も含めて13人が参加。
今回は5月5日のこどもの日イベントで、学生たちが担当する
「いろはかるたゲーム」と「紙芝居」の準備、館内案内の実習をしました。
(取り札を切り貼りして製作)
(紙芝居の練習)
(館内案内の実習)
こどもの日イベントでの学生たちの活躍をお楽しみに!
舞鶴引揚記念館で活動する学生語り部の令和5年度初の活動です。
今年度から参加する学生も含めて13人が参加。
今回は5月5日のこどもの日イベントで、学生たちが担当する
「いろはかるたゲーム」と「紙芝居」の準備、館内案内の実習をしました。
(取り札を切り貼りして製作)
(紙芝居の練習)
(館内案内の実習)
こどもの日イベントでの学生たちの活躍をお楽しみに!
舞鶴引揚記念館1日無料開放・こどもの日イベント
引揚記念館では、5月5日の「こどもの日」にあわせて、「こどもの日は引き揚げの歴史を知ろう」をテーマに、引き揚げやシベリア抑留の歴史に触れ、家族で学べるイベントを開催します。
楽しいイベントが盛りだくさん!ぜひ来てね☺
1.日時 令和5年5月5日(金) 10:00~15:00
館内見学は9:00~17:00(最終入館は16:30)
(当日は入館料無料)
2.会場 舞鶴引揚記念館
舞鶴引揚記念館で活動する中学生・高校生等で構成される
「学生語り部」18人が令和5年3月25~27日(2泊3日)に
沖縄を訪問しました。
舞鶴と同じく日本や海外からの帰還(引き揚げ)の歴史を持つ沖縄。
ひめゆり平和祈念資料館や久場崎引揚港跡などを視察し、
沖縄戦や沖縄の引き揚げについて学ぶフィールドワークなどを実施しました。
今回の研修では、事前に2度にわたる交流を実施した琉球大学も訪問。
学生語り部はシベリア抑留や引き揚げについて発表し、琉球大生と平和について考えるワークショップを行いました。
沖縄事前研修
沖縄訪問前に自分たちで訪問先について調べました。
沖縄研修
ひめゆり平和祈念資料館では琉球大学大学院の方が案内してくれました。
平和祈念公園の平和の礎(いしじ)を前に話を聞きました。
久場崎引揚港跡では中城村護佐丸歴史資料館長に解説いただきました。
琉球大学生との交流
フィールドワークを踏まえて大学生とのワークショップにのぞみました。
嬉しいこと、楽しいことなど付箋に書き出しましてグループごとに
意見をまとめ、みんなで「平和」について考えました。
婚活情報メディア「まりおねっと」において、京都の特におすすめのデートスポットの1つとして紹介されました。
令和5年2月4日(土)にミュージアムトーク「うるまの島の引き揚げ」を開催しました。「うるま」は沖縄の古語で「美しい」などを意味しています。
今回のミュージアムトークでは沖縄の引き揚げを主題として、沖縄戦から戦後沖縄における外地等からの引き揚げ、沖縄の戦後復興について沖縄県中城村にある中城村護佐丸歴史資料図書館の濱口寿夫館長と琉球大学 人文社会学部琉球アジア文化学科の中村春菜准教授に講演いただきました。
ミュージアムトークのあと、学生語り部が濱口館長、中村准教授と琉球大学の学生のみなさんを館内案内しました。
館内案内終了後に、琉球大学の学生の皆さんが、当館の学生語り部に沖縄戦や戦争がもたらした沖縄の現状についてプレゼンをおこない、質疑応答などをおこないました。
琉球大学の学生のみなさんとは、これまでに数回リモートと沖縄で交流をおこないましたが、今回は初めて舞鶴での対面交流となりました。
直接会ってお互いの顔を見ながらお話をするのはやはりいいものでした。
第4回企画展「うるまの島の引き揚げ」の開催に連動したミュージアムトークを開催します。
第二次大戦後、アメリカ軍の施政権下におかれた沖縄では日本本土とは違った形で引き揚げがおこなわれました。沖縄における引き揚げの舞台となったのは沖縄本島中部の東海岸にある中城村久場の海岸「久場崎」でした。特に台湾や南洋群島などからの引揚者が多かった沖縄では、どのように引き揚げがおこなわれたのか、沖縄戦から戦後引き揚げまでにフォーカスしたミュージアムトークを開催します。
☆期 日:令和5年2月4日(土)13:30~15:30
☆場 所:舞鶴引揚記念館セミナールーム
☆参加料:無料(ただし、別途入館料が必要です)
☆申込み:不要
☆定 員:40名程度
講 演1:「沖縄戦と戦後沖縄」(約40分)
濱口 寿夫(中城村護佐丸歴史資料図書館 館長)
講 演2:「戦後沖縄の引き揚げと久場崎」(約40分)
中村 春菜(琉球大学人文社会学部准教授)
トークセッション:「引揚者がもたらしたもの」(約30分)
登壇者:濱口 寿夫 中村 春菜
ファシリテーター:長嶺 睦(舞鶴引揚記念館 学芸員)
舞鶴市では、忘れてはならない引き揚げとシベリア抑留の史実を後世に継承する事業として、展示キャラバン(全国巡回展)を平成28年度から開催しております。今年度は、平和祈念展示資料館(総務省委託)との合同で開催することになりました。
世界的にも類を見ない引揚事業及びシベリア抑留の資料を展示する舞鶴引揚記念館と平和祈念展示資料館が連携協力し、薄れゆく引き揚げの歴史と平和の願いを国内外に発信していきます。
また、昨年末に公開された映画『ラーゲリより愛を込めて』に描かれている、シベリア抑留からの生還者は舞鶴に上陸を果たしており、舞鶴とも関係の深い史実ですので、ぜひ足をお運びください。
◆展示内容
第二次世界大戦の終結に伴い、海外に残された多くの軍人、民間人を帰国させるために開設された引揚援護局や、引揚港に指定された舞鶴市が、海外からの引揚者を受け入れた史実について、解説パネルや、実物 資料等で紹介します。
◆開催会場
東京シティアイ【イベントスペース】
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー・KITTE 地下1階
KITTE 地下1階 東京シティアイパフォーマンスゾーン
東京都千代田区丸の内2丁目7−2
◆開催日時
令和5年2月22日(水)から3月5日(日)まで(12日間)
10時から20時まで(2/22は12時から、日曜日、祝日は18時30分まで)
主催 京都府舞鶴市、舞鶴市世界記憶遺産保存活用推進委員会
共催 舞鶴引揚記念館、平和祈念展示資料館
後援 東京都教育委員会
◆チラシ(表)PDFはこちら
◆チラシ(裏)PDFはこちら
第4回企画展「うるまの島の引き揚げ~もう一つの引き揚げ~」を
令和5年1月21日(土)~令和5年4月16日(日)の日程で開催します。
「うるま」とは沖縄の古語で「美しい」などを指す言葉です。
第二次大戦後、うるま島だった沖縄は激しい沖縄戦によって
荒廃した状況となりました。
戦後、沖縄は日本の施政権下から切り離され、アメリカ軍の施政権のもとで
日本とは違った形で戦後引き揚げがおこなわれました。
日本本土や外地にいた沖縄県出身者の引き揚げがアメリア軍施政権下で
どのようにおこなわれたのか「うるまの島の引き揚げ」について
展示をおこないます。
12月9日(金)より、シベリア抑留を題材とした映画『ラーゲリより愛を込めて』が全国公開されます。当館では、劇中で使用された衣装や小道具など映画に関する展示をおこなっています。この作品に描かれている、シベリア抑留からの生還者は舞鶴に上陸を果たしており、舞鶴とも関係の深い史実です。
◆展示期間
令和5年1月15日(日)まで
※展示期間中の休館日:12月15日(木)、12月29日(木)~1月1日(日)
◆映画『ラーゲリより愛を込めて』
この映画では、主人公と妻が運命に翻弄されながらも、再会を願い続けた、
二人の11年に及ぶ「愛の実話」が描かれています。
◆場所
舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室・常設展示室・受付前ロビー
今回の企画展では、令和3年度に新たに収蔵した資料の紹介展示をおこないます。戦後77年が経過し抑留体験者や引き揚げ体験者から直接資料の寄贈がなくなり、子供の代だけでなく、孫の代からの寄贈も増えてきました。祖父母の体験の記憶は孫の代に受け継がれていく過渡期にあるようです。その過渡期の様相を今回の展示のサブタイトルとしました。体験者の記憶を伝えることの大切さを感じて頂ければと思います。
◆展示期間
令和4年10月22日(土)~ 令和5年1月15日(日)
※展示期間中の休館日:11月17日(木)、12月15日(木)
12月29日(木)~1月1日(日)
◆場所
舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)
◆展示概要
令和3年度に新たに収蔵した資料の紹介展示をおこないます。
◆展示資料 総点数 125点
・帰還直後に書いた体験手記
・抑留中に作成した住所録
・抑留中に自作したスプーン
・抑留体験を描いた回想記録画
・引揚証明書
平成30年度・・・36件148点
◆主な展示資料◆
【帰還直後に書かれたシベリア抑留の体験手記】サイズ:縦24.7㎝×横17.6㎝ 帰還直後の昭和22年(1947)に寄贈者の兄が記した抑留体験手記。全50ページにわたって記されている手記の冒頭には「シベリヤ タイシェット19Kラーゲルにて祖国をる父に宛てし書簡」と記されているが、はがきは戦時中に中国から親族の女性に宛てたもので戦友の姿を描いていることが、はがきの表面に記されている。はがきの表面に「よく描けた」と記されており、絵の腕前によほど自信があったことが伺える。寄贈者によると抑留中に病気に罹患したため、日本へ帰還した3年後に逝去した。
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【抑留中に自作したスプーン】サイズ:長さ24.3㎝
寄贈者の父がモンゴルに抑留され、その際に手作りしたとみられるもの。帰還後、教員をしていたため生徒が家に訪ねて来ると見せていたという。 ※モンゴルには1万2千人が抑留された。 |
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【抑留中に使用したスプーン】サイズ:長さ19.5㎝
抑留中に使用したもので、おそらく自作したものと考えられる。寄贈者の祖父は戦争の話をすることをとても嫌い抑留中のことも何も話さずに亡くなった。 |
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【水筒】サイズ:高さ21.5㎝×横14㎝
陸軍将校用の水筒で、本来水筒にはカバーがついている。寄贈者の祖父が抑留中にも使用していたとみられる。
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【回想記録画】
サイズ:縦47㎝×横68.4㎝ シベリア抑留体験者だった寄贈者の祖父が描いた絵画。絵を描いていると抑留中に亡くなった仲間のことを思い出して手を止めることがあったという。
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チラシPDF☛こちら
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チラシPDF☛こちら
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