今年は舞鶴市と大連市が友好都市の提携をして40年を迎えます。
中国・大連市は、第2次世界大戦後に日本への引揚者の出発港となった都市の一つでした。終戦前の大連には20万人近い日本人が暮らしており、大連で生まれ育った方々が現在でも日本各地にいらっしゃいます。満洲の玄関口であった大連は当時の満洲各地で暮らしていた日本人にとっても馴染みの深い港町でした。本企画展では、終戦前後の大連の町を当館が収蔵する資料で紹介します。また、友好都市締結後の舞鶴市と大連市との交流の歴史を写真パネルであわせて展示いたします。
【展示期間】
令和4年7月16日(土)~ 令和4年10月16日(日)
※展示期間中の休館日:7月21日(木)、9月15日(木)
【場所】
舞鶴引揚記念館 企画絵画展示室 (企画展は無料。別途入館料が必要です)
【展示資料】
総点数 50点
・絵画 3点
・書籍等 7点
・ポストカード 10点
・『最新満洲寫眞帖』より抜粋の画像 30点
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ぼくらはレンガのかけらを路上でこすりビー玉を作って遊んだ
山内 ジョージ氏 画
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冬の大連で豆腐売りをした
山口 太一氏 画
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「満州(大連市)の絵はがき」
大連の中心地大広場の壮観
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「満州(大連市)の絵はがき」
大連・大山通の盛景
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『最新満洲寫眞帖 附 旅順戦蹟』 | ![]() |
昭和10(1935)年に発売された写真帳で、大連埠頭や南満州鉄道株式会社(満鉄)の本社等、大連を象徴する建物や場所、街並みを解説付きで紹介しています。
そのほかにも避暑地として賑わった星ヶ浦海水浴場やハルピン市街の風景なども紹介されているため、当時の大連や満洲の様子がわかる貴重な資料となってます。
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![]() チラシ 裏面 ☛PDF |